中国最大手スナック企業!中国旺旺(00151)
中国旺旺(ワンワン・チャイナ)は台湾系大手スナック食品会社で、台湾の資産家である蔡衍明氏により1962年5月に設立されました。当時の社名は「台湾宜蘭食品工業株式会社」といい、主要業務は缶詰農産物の輸出でした。1983年、日本の米菓メーカーである岩塚製菓と提携し、台湾の米菓市場を開拓、そして「旺旺」ブランドで米菓製品の生産販売を始めました。中国旺旺の主要製品、子供用ミルク飲料
同業他社を上回る大きな利益率
ブランドの知名度が高く、販売網も大きいため、同社は同業他社を上回る利益率を持ちます。2006年~2011年の5年間における売上年平均成長率は28.2%、利益は23.9%で、同期間の平均ROEは31.6%という高さです。上の写真にある子供用ミルクなど、古くからある主力製品はそれぞれ+20~35%増の売上成長を保っています。株式市場には2008年3月に香港に上場、2009年3月には預託証券として台湾にも上場を果たしました。現在では日本円で1兆円を超える時価総額規模となり、2011年12月にハンセン指数構成銘柄に組み入れられています。