「JOHN KANAYA」(ジョンカナヤ)
1971年に誕生した伝説のフレンチレストラン「西洋膳所ジョンカナヤ麻布」が、ショコラ専門店として現代に甦りました。鬼怒川温泉ホテルのオーナーだった、ジョン金谷鮮治氏がレストランを経営。金谷氏は、トレードマークでもあった葉巻をくゆらせながら ワインと共に楽しむチョコレートを、当時から"ショコラ"と呼び、愛したと言います。「日本料理と西洋料理の融合」を目指したレストランのコンセプトと同様、こちらのショコラも、和と洋の融合をはかり、現代版「和モダン」で表現しています。金谷氏がこよなく愛した葉巻。薄く延ばしたチョコレートガナッシュを巻き、そっくりに模した見た目が、サプライズ感抜群!お父さんや上司へのギフトによさそうです。
一般的な「マンディアン」は、フランスのショコラティエではおなじみの、丸い円盤状のチョコレートに4種類のドライフルーツやナッツをのせたお菓子です。こちらの「マンディアン・フレ」は、これに「和」の要素を採り入れ、土台のチョコレートの円盤の中にはサクサクした道明寺のパフ入り。そして、たとえば左奥のタイプには、ふっくらと炊き上げた花豆をカットして、レーズンなどと一緒にのせています。
ボンボンショコラの詰め合わせボックスも何種類かありますが、「和」がテーマの箱の中身は、「山椒、大葉、はちみつ生姜、白胡麻、梅」といった和素材を使用した、興味深いものばかりです。1つ1つに、手紙に封をする時に使う「封蝋」を模したリジナルロゴが刻印されているのも、古い時代の素材を 現代の表現方法で新しいものに蘇らせた一つの形。封蝋はショコラに美味しさを詰め込み、閉じ込めた証であると同時にクオリティーを保証するトレードマークでもあるのだそうです。
<ショップデータ>
JOHN KANAYA ジョンカナヤ
東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ2階
電話 03-6658-4503
営業時間 10-21時
定休日 「東京スカイツリータウン・ソラマチ」に準ず
テイクアウトのみ
続くページでは、おなじみのあのお店にも、東京スカイツリー店だけの、知る人ぞ知る見どころがあることを、こっそりお教えします。