おすすめの絆を感じられる本
絆を感じられる本でおすすめなのが、北村薫さんの「時と人」の3部作、ターン、リセット、スキップです。3部作を通してのテーマは、「愛」と「つながり」です。主人公は直面する問題に、前向きに立ち向かいます。「宿命感」や「運命感」も感じられます。読後感は爽やかで、感動的です。おすすめいたします。
さらに、重松清さんの「定年ゴジラ」もおすすめの作品です。メガ団地に住む、企業を定年退職した人たちの悲喜こもごもの物語です。こちらもテーマは「愛」と「つながり」です。老人目線での描かれ方が秀逸で、改めてこの作家の表現力に感心致しました。
両作ともに、存分に「絆」を感じる作品です。