妊娠&出産に役立つお金ガイド/妊娠・出産でかかるお金と今の家計をチェック!

妊娠と出産にはどれくらいかかるの?

妊娠・出産は1年近くにわたる大イベント。出ていくお金もかなりかさみます。いざお金が必要になったときに困らないように、いつ、どのようなことにいくらくらいかかるのか、ここで確認しておきましょう!

あるじゃん 編集部

あるじゃん 編集部

1995年に創刊し、2012年に休刊した月刊の投資情報誌『あるじゃん』をルーツに持ち、ファイナンシャルプランナー、税理士、社会保険労務士などマネーの専門家とともに、お金の貯め方・備え方・増やし方をわかりやすく解説するほか、マネー最新トピックス、おトク・節約コラムなど、役立つ情報を発信しています。

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妊娠と出産にはどれくらいかかるの?

「妊娠と出産にはお金がかかる」とよく耳にします。『赤ちゃんができたら考えるお金の本2012年版』(ベネッセコーポレーション)で発表された先輩ママ440人のアンケートによると、平均約71万円かかっているようです。出産育児一時金で42万円もらえることを差し引いても、約30万円はかかってしまいます。

家計や子どもにかかるお金に詳しいファイナンシャル・プランナーの畠中雅子さんは、「費用が一番高いのは入院・分娩費で、平均45~50万円程度。高価な産院だったり、個室を利用したりしたケースのほか、出産の際に特別な処置をした場合などはこれ以上かかる場合もあります。また、妊婦検診・検査の費用は、何か特別な検査を行った場合や、切迫流産、切迫早産などで入院した場合などはもっと増えることになります」といいます。さらに、妊娠によって変わっていく体形にあわせて、マタニティ専用の下着や洋服も必要になります。また、注意したいのは、里帰り出産をするママ。
妊娠出産でかかるお金で最も高額なのは入院・分娩費

妊娠出産でかかるお金で最も高額なのは入院・分娩費


往復交通費に加えて、パパが出産時や産後に帰省する際の往復交通費のほか、両親へのお礼代などもかかります。ベビーの肌着や洋服、おもちゃ、授乳クッション、ベビーベッド、ベビーカー、ベビーラック、チャイルドシートなど、育児グッズの準備にもお金がかさみます。「いざ妊娠・出産時になって「お金がない」と焦らないために、前もって準備しておきたいですね」(畠中さん)

次ページでは妊娠・出産のときに「もらえるお金」一覧をご紹介します!

※参考文献 『赤ちゃんができたら考えるお金の本2012年版』(ベネッセコーポレーション)

取材・文/西山美紀 監修/畠中雅子(ファイナンシャル・プランナー) イラスト/本山浩子


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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