単元未満株取引で少額から株を買える
皆さんの中にはネット証券を使って投資をしている人も多いと思います。ネットで取引をしている人に知っておけばお得をなサービスをご紹介します。そのサービスとは「単元未満株取引」です。投資をしている方ならばご存知と思いますが、株式には単元株数というものが存在します。単元株数とは購入に最低限必要な株式数のことで1株から1000株まで銘柄によって様々で、通常は単元株数よりも少ない数での取引はできません。トヨタを例にしてみると3250円の株価が付いていても売買単位数が100株であるため、購入するのに必要な金額は
3250円(一株当たりの株価)×100株(単元株式数)=325000円(最低購入金額)
となり、トヨタの株を購入するには30万円以上の資金が必要になります。しかし、このような銘柄でも単元未満株取引をすれば1株から購入することができます。このサービスを利用するとトヨタのような株でも1株から買うことができるので3250円で購入することができます。
単元未満株で優待がもらえる銘柄も!
また、なかには1株でも株を保有していると株主優待がもらえる企業もあります。例えば9042阪急阪神ホールディングスであれば、単元株数は1000株ですが999株以下であっても株主優待を受け取ることができます。約350円という少額資金で1株を保有していれば自社のレジャー施設無料券を受け取ることができてしまうのです。このような単元未満株を利用すればこれまで買うことのできなかった銘柄を購入できるだけでなく、数百円の投資で株主優待まで受け取ることが出来るのです。
単元未満株取引を行える証券会社にはSBI証券(S株)、マネックス証券(ワン株)、カブドットコム証券(プチ株)などがありますが、それぞれの証券会社によって取扱銘柄や手数料に差があるだけでなく、午前中に一度しか取引ができないなどサービス内容にも差があるためよく比較してからトライしましょう。