第5位 ビックカメラ(東証1部<3048>)
今回の5銘柄は株式投資初心者の方にもお薦めの、利回り、株価の観点両方で面白い注目の株主優待銘柄です!
※2年以上継続保有の長期保有株主向け優待制度適用時
【2014年11月28日株価】 1041円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=10万4100円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 10円
【株主優待権利確定月】2月末、8月末
【優待内容】詳細はYAHOO!ファイナンスの株主優待情報をご覧下さい
第5位はビックカメラ<3048>です。言わずとしれた大手家電量販店です。今回は100株を購入して2年間継続保有し、株主お買物優待券(1000円)を年間で5枚獲得したケースを想定しています。利回りもさることながら、ビックカメラの買い物優待券は全国的に店舗があることと、家電以外にも販売している物が多いことから利用しやすい点がポイントです。業績は概ね拡大基調で株価も上昇基調です。
第4位 吉野家ホールディングス(東証1部<9861>)
予想配当+予想優待額面利回り:6.2%【2014年11月28日株価】 1298円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=12万9800円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 20円
【株主優待権利確定月】2月末、8月末
【優待内容】詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧下さい
4位は牛丼チェーン2位の吉野家ホールディングス<9861>です。今回は100株を購入し300円のサービス券を年間で20枚獲得したケースを想定しています(つまり株主優待は6000円で評価し、利回り計算しています)。吉野家を利用しない人にはちょっと不利かもしれませんが、それでも店舗数が全国に非常に多く、利用されている方は多いと思いますし、食費の節約に直接つながるという意味では価値ある株主優待だと思います。業績が好調な一方、株価はやや低位にあります。これは円安が同社にとってコストアップにつながるためとみられますが、逆に株主優待の利回りは騰がっていますので、吉野家を利用するかたなら、少なくとも長期で見れば十分モトが取れると思います。
第3位 イオン(東証1部<8267>)
予想配当+予想優待額面利回り:11.5%【2014年11月28日株価】 1183円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=11万8300円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 28円
【株主優待権利確定月】2月末、8月末
【優待内容】詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧下さい
第3位はイオンです。我々庶民にはスーパーやショッピングモールとして馴染みが深いですが、スーパーの他にも専門店、デベロッパー、金融などを持つ純粋持ち株会社となっています。今回は100株を購入し、半期100万円までのお買上金額に対し3%の返金率でキャッシュバックされるオーナーズカードを入手し、月間3万円の買い物をしたことを想定しています(つまり、株主優待の評価を3万円×12ヶ月×0.03%=1万800円で評価)。業績は大まかに言えば横ばい気味です。株価も1100円前後で推移していますが、上下動が激しいので、できれば200日移動平均線や50日移動平均線よりも下になったところで買うと良いと思います。
第2位 山喜(東証2部<3598>)
予想配当+予想優待額面利回り:17.1%【2014年11月28日株価】 257円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=2万5700円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 4円
【株主優待権利確定月】 3月末、9月末
【優待内容】詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
第2位は株主優待利回りランキング常連企業の山喜<3598>です。紳士用ドレス・カジュアルシャツの大手企業です。同社の株主優待は自社グループ直営店のお買物券(2,000円券)です。今回は100株を購入し、お買い物優待券を年間で4000円分獲得したケースを想定して利回り計算をしています。
同社の株主優待券は購入金額から10%割引といったような、割引券ではなく、お買い物券であるのが非常に良い点だと思います。同社のHPを見ると、2000円前後のワイシャツもありますので、半期毎に1枚、ほとんど持ち出しなしでワイシャツを獲得することも可能です(ただし、株主優待券は1枚に付き商品1点の割引)。スーツを着るサラリーマンにとってワイシャツはある意味消耗品でもありますから、非常に使い勝手が良い株主優待だと思います。業績面を見ても、堅調な推移を期待できる銘柄だと思います。株価もここ2ヶ月程度は250円前後で横ばいの動きとなっており、次の株主優待の権利落ちに向けての上昇も期待できると思います。
第1位 文教堂グループホールディングス(東証ジャスダック<9978>)
予想配当+予想優待額面利回り:22.3%【2014年11月28日株価】 269円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=2万6900円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 0円
【株主優待権利確定月】 2月末、8月末
【優待内容】 詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
今回の第1位は文教堂グループホールディングス<9978>です! 同社の株主優待は株式会社文教堂の直営店全営業店舗で利用できる株主優待カードです。対象商品は、書籍・雑誌・文具・PCソフト・音楽CD・ゲームソフトで、保有株数に応じた割引が受けられます。100株以上で5%の割引、1,000株以上で7%の割引、1万株以上だと10%の割引です。今回は100株を購入し、毎月、書籍や雑誌、文具、PCソフト、音楽CD、ゲームソフトを1万円分、文教堂で購入し年間で6000円の割引が受けられたケースを想定しています(つまり株主優待は6000円で評価し、利回り計算しています)。
業績は概ね横ばいです。株価はここのところ270円前後で安定してきているようにも見えます。ただ、振幅が激しいので、できれば株価が下がったところで購入したいですが、読書好きの方で、文教堂の店舗が近くにある方であれば今の株価でも十分モトが取れる有利な株式優待だと思います。
参考:日本株通信
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