職人の高齢化と技量不足

家づくりにおいてやはり一番心配なのは誰に頼んでしっかりとした家を建てるかということでしょう。家づくりについて、NPO法人、協会、団体など様々な相談窓口がありますが、それらの相談内容が1番多いことに変わりありません。加えて建売住宅、建築条件付き土地売り、売り建てなど、住宅を売買する業者に関する相談もかなり多いと聞きます。欠陥は現場監督の知識不足だったり、ついうっかりミスということもあるでしょう。さらに不具合や施工不良は職人の高齢化と若い職人による技量不足が引き起こしていることも考えられます。いずれにしても建て主としてどこをチェックしていけばよいのかと、そのポイントについて挙げてみます。


よい業者の選び方

初めに誰にお願いするのかによって、欠陥や不具合は違います。NPO法人家づくり援護会によると、注文住宅の場合トラブルは極めて少ないということです。ここでは工務店について選び方を紹介します。

・社長の考え方を聞く
・現場監督がいるか(営業の人ではなく)
・職人と協力体制が出来ているか
・他の工事で現場を見せてもらい整理整頓されているか
・家がある限り面倒をみてくれる会社か


主にこれらを頭に入れて工務店と話すとよいでしょう。仮に設計事務所に設計をお願いし、設計事務所から施工業者を紹介されたとしてもこのあたりのことを質問しておくとあとで安心です。


なぜ住宅のトラブルは起きるのか

家づくりの流れは大工の木工事を中心として分業によって施工されていきます。これらの分業の工程は、各工程の上に積み重ねる方法で成り立っています。したがってこの工程をしっかりと管理する現場監督がとても重要なポイントなのです。わかりやすく言えば、ダンゴを並べてそこに串をさす人です。建物は工程が進むにつれて前の工程が隠れることで工事が進んでいきます。仮に竣工検査で何も問題が見つからなくとも完成後隠れてしまった部分に欠陥が発生することが多いのです。現場監督は1人で3~4軒の物件を抱えているのですが、会社によっては7~10軒を1人で抱えさせられることもあります。そうなると現場への指示不足やうっかりミス、さらに仕事の遅れなど、細かいところまで気がまわらなくなります。その結果、施工不良のミスを見つけることが出来なくて欠陥または不具合が発生してしまうのです。悪意のミスは許されませんが、ほとんどはうっかりミスです。そこでそのうっかりミスをなくすには次のようなところを押さえておくとよいのです。