逆張りとは
逆張りとは、株価の動く方向に逆らって株を取引する方法です。たとえば、株価が下落する場合であっても、株価は上昇と下落を繰り返しながら下落していきます。ですから、短期的に株価が上昇する時を狙って株を買う取引方法が逆張りになります。具体的に、ソニー(6758)のチャートを見て、逆張りを考えてみましょう。
過去1年間、株価は下がり続けていることがわかります。まさかソニーの株だから2,000円は割れないだろう」等と安易に株を買って今でも株を保有している多くの投資家は損失を被っていることでしょう。
リバウンド投資法とは
しかし、長期的には株価は下がっていますが、短期的に、株価が上昇している=リバウンドしていることがわかりますね。ダイエットのリバウンドのようなもので、急激に株価が下落したら反動で上昇することもありますので、その流れに乗って取引するのがリバウンド投資法になります。ピンク色の丸印が買うタイミング、オレンジ色の丸印が売るタイミングです。過去1年間株価は下がり続けていますが、中長期的に見れば、何度かリバウンドを狙って儲けられることがわかります。
ちなみに、以前「年初来安値更新続くソニーの株はどこまで下がるか」でソニー株の動向について解説しましたが、できれば避けたい最悪の展開で解説した通り、1,400円台まで下落し、さらに1,400円も割り込む動きになってしまいました。
株式市場が低迷を続けるような局面では、株式相場いつが上昇に転じるのかは正直わかりません。株価上昇を期待した順張りによる安易な買いは、損失を発生させるだけです。相場が低迷している間はリバウンド投資に徹しった方が良いでしょう。