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保険でボーナスを安全確実に増やす!?

この時期、ボーナスを受取る人は多いかと思いますが、昨今の経済状況の影響もあって例年より減っていませんか?減った分は運用して少しでも取り返したいところですが、預金金利はかなり低く、投資信託や外貨はちょっと不安、何か良い方法はないものでしょうか?

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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この時期、ボーナスを受取る人は多いかと思いますが、昨今の経済状況の影響もあって例年より減っていませんか?減った分は運用して少しでも取り返したいところですが、預金金利はかなり低く、投資信託や外貨はちょっと不安、何か良い方法はないものでしょうか?

安全・確実に増やすのに向いた金融商品

ボーナスをどうしよう!?

ボーナスをどうしよう!?

ボーナスを銀行の普通預金に置いたままでは、普通預金金利が0.02%程度なので、金利が変わらなければ100万円を1年預けても100万200円(課税前)にしかなりません。当然、もっと増える方法を誰でも考えるところですが、安全に確実に増やすとなると、かなり金融商品は限られてきます。株や投資信託、外貨預金等は元本割れする可能性もあることから、定期預金や国債あたりが中心となり、定期預金では100万円を10年預けた場合の金利は年0.2%~0.6%程度(課税前)、個人向け国債は、3年固定金利で年0.18%(第19回、課税後、年0.144%)、5年固定金利で0.33%(第25回、課税後、年0.264%)、10年変動金利で0.72%(第37回、課税後、年0.576%)となっています。安全・確実という面を重視すると、10年預けて105万円程度に増えれば御の字なのかもしれません。

生命保険でも運用できる

生命保険にも安全・確実に増やせる商品があります。定期預金や国債と同じく一度に全額預けるタイプでは、一時払い終身保険や一時払い個人年金等が該当します。例えば、一時払い保険料として100万円支払い、10年後に戻す(解約する)場合、100万円が108万円程度に増える保険もあります。さらに保険商品であることから、保障機能があること、受取人を指定できること、課税方法が預金や国債とは異なること等の特徴があります。

※生命保険商品の場合、生命保険会社が破綻すると元本(支払った保険料)を下回る可能性があります。また加入してから一定期間は解約返戻金が支払った保険料を下回っている場合もあります。

いっそのこと借入金を減らす

定期預金や国債、生命保険商品を活用すれば、何もしないよりは増えますが、安全・確実となると増え方はやはり限られます。であれば、いっそのこと借入しているお金を返済した方が良いのかも知れません。例えば、3%で借りている住宅ローンがあれば、一部繰り上げ返済をすると、預金等に預けて増える額よりも減る返済額の方がかなり多いはずです。どこからもお金を借りていない人は、まとめて支払えば割安になる固定的支出や、前倒しで支払えば割安になる買い物がないか探してみては如何でしょうか。

※繰り上げ返済は返済額を減らす効果がありますが、その分、手元のお金が減ってしまうので、もし病気やリストラでお金が必要になった時に困ることのないよう、ほどほどにしておくのが無難です。


ボーナスがない人にしてみれば、減ったとしてもボーナスがある人は羨ましい限りです。頑張って働いて得たボーナスなのだから、将来のために効率よく貯めるなり、復興のために使うなり、有効に活用していきましょう。

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