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パティスリー アプラノス(武蔵浦和)

2011年9月、日本を代表するパティシエの一人として、国内外で活躍してきた朝田シェフが、武蔵浦和に「パティスリー アプラノス」をオープン。シュークリーム、プリン、ロールケーキなど、誰にでも愛されるスイーツがタイプ別に揃うので、自分の好みを探して食べ比べてみるのがお薦めです。

平岩 理緒

執筆者:平岩 理緒

スイーツガイド

2011年9月、武蔵浦和にオープン「パティスリー アプラノス」で
朝田晋平シェフの“定番スイーツ”食べ比べ!

「定番スイーツ」というと、何を思い浮かべますか? 日本人が大好きで、どのケーキ屋さんにも必ずあると言われる、シュークリーム、プリン、ショートケーキ、ロールケーキなど。子どもの頃から慣れ親しんできたからこそ、思い入れが強くて、「私は絶対、ふんわりした生地のシュークリームが好き」とか、「硬めでしっかりしたプリンが好き」といった好みがはっきりと分かれるんですよね。
「パティスリー アプラノス」外観

「パティスリー アプラノス」。屋根付きテラス席があり、飲料の自動販売機も併設。駐車場もあり

そこでお薦めしたいのが、今秋9月に埼玉・武蔵浦和にオープンして以来、注目を集める「パティスリー アプラノス」です。

「アプラノス」では、たとえば「シュークリーム」という同じカテゴリーの中で、食感やクリームの種類が異なるタイプを揃えていらっしゃるので、家族であっても、お父さん、お母さん、お子さんと、好きなタイプが異なる定番スイーツを、それぞれに合わせて選ぶことができます。
朝田晋平シェフ

「アプラノス」オーナー、朝田晋平シェフ

オーナーシェフの朝田晋平氏は、新高輪プリンスホテル、パークハイアット東京を経て、浦和ロイヤルパインズホテルのオープニングよりエグゼクティブペストリーシェフを務められた方。

2001年「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」、2004年「ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ(WPTC)」など、日本を代表するパティシエとして、世界で活躍されてきました。

店名の「APLANOS アプラノス」は、ギリシャ語で「真直ぐ前進する、邁進する」といった意味。2010年春、朝田シェフは、師匠である「オークウッド」オーナーの横田秀夫シェフとともに、フランスで開催された国際製菓コンクールの審査員を務められました。その際、現地で訪れた古城の入口に書いてあった言葉から取ったそう。横田シェフから、『まさにお前のことだから、店をやる時はこの店名にしたら』と冗談交じりに言われたことが、現実になったという訳です。

ホテル出身のシェフのケーキというと、何層にもなった複雑なケーキを連想するかもしれませんが、「アプラノス」のケーキは、ショートケーキ、シュークリーム、プリン、チーズケーキ、シフォンケーキ、チョコレートケーキなど、「町のお菓子屋さん」の定番中の定番を多数揃えています。

一揃いで買って食べ比べたい!というお客様も多いので、今後、シュークリームやプリンについては、3種類セットの販売も考えていらっしゃるそうです。

生菓子のラインナップも多数ですが、まずは、複数の種類が楽しめる代表的な定番スイーツからご紹介します。
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