「節約」を叫ばずに上手にやりくりする妻力
やりくり上手はいまどき妻の必須条件
リーマンショック以降「100年に一度の不況」といわれた経済状況は、いまだに明るさを取り戻していないように思えます。家計を預かる主婦の皆様も、給料日前になると思わずため息をついてしまう場面もあるかもしれません。旦那様のお給料が右肩上がりでなくなった昨今は、家計を守る主婦の手腕の重要性が増しています。
ポイントとなるのは「節約・倹約」と声高に騒がず、普段の暮らしの中の工夫で上手にやりくりする妻力。もちろん、様々なタイプの男性がいらっしゃいますが、日常生活の中であまり「節約」をアピールされるのを快く思わない旦那様が一般的です。男性はやや見栄っ張りの傾向があったり、また「節約=自分の稼ぎが足りないから」と考え、自分で自己評価を下げてしまう傾向があります。妻の皆様が意図していないところで、結構傷ついたり、落ち込んだりしているのが、デリケートな男心……。もちろん、旦那様ご自身に浪費癖があったり、簡単に借金をするなど金銭感覚に問題があるようなら別ですが、そうでない場合は、まずは目立たない所から家計の無駄をなくし、やりくりを心がけていくのが、上級妻のテクニックです。
そこで今回は具体的に5つのやりくりテクをご紹介しましょう。
やりくりテクその1:「出費をキチンと把握する」
「毎月、やりくりが大変なのよねぇ」と嘆く主婦のみなさま、家計簿はちゃんとつけていますか?「何に使ったかよくわからないうちに、お金が無くなっているの」という方は、まずは出費の傾向を捉えましょう。「家計簿をつけるのが面倒、続かない」という方は、レシートやカードの利用控え、明細書、引き落とし通知書を仕分けるだけでもOKです。
封筒や空き箱に「食費」「雑貨・日用品」「洋服代」「医療費」「光熱費」「通信費」などと大まかに項目を決めておきます。あとはレシート等をを該当するところに入れ、月末に各項目ごとに入っている伝票を合計してみましょう。1枚のレシートに異なるジャンルの出費が含まれる場合などは多少の誤差が出ますが、それは気にしなくても大丈夫。「思っていたより○○費が多かった」「今月は△△があったから××費がかさんだ」など支出の傾向をつかむことができます。やりくりの基本は、まずお金の流れをつかむこと、自分たちの消費の特徴を認識することが大事です。
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