意外と不便!? 音声とデータ通信の同時利用ができないau

au版だと、相手と電話しながら、地図アプリで待ち合わせ場所を決める、ということもできない

au版だと、相手と電話しながら、地図アプリで待ち合わせ場所を決める、ということもできない

スマートフォンは、ユーザーが直接操作していない時にバックグラウンドで作業をしてくれていたり、アプリを利用しながら他の作業もできたりするところが、これまでのケータイと大きく違うところです。しかし、ソフトバンクとauのiPhoen 4Sでは、この通信時の同時利用で少し違いがあります。auでは通信規格の制限から音声通話と3G通信でのネットの同時利用ができないのです。

 
通話中にiPhoneを操作することはないと思われるかもしれませんが、シーンによっては不都合となることもあります。例えば、オンラインゲームをプレイしているときや、株変動などをネットでチェックしているときに電話がかかってくると、ネット接続が切れてしまいます。相手と話しながら地図を調べたり、話しながらネットで調べ物をすることもできません。


au版を海外で使うときは、料金に要注意

海外での定額パケットサービスを利用する場合も、auの場合は注意が必要です。「海外ダブル定額」に対応した国と事業者数がソフトバンクよりも少ないことに加え、接続先が「海外ダブル定額」の対象事業者でない場合、パケット通信料が高額となる可能性があります。

ソフトバンクの場合は、接続先を確認し、手動で変更できるのですが、au版は、自動接続になり、接続先を選ぶことはできません。auが対応するまで、au版iPhone 4Sを海外で利用する場合は、設定でモバイルデータ通信の「データローミング」をオフにして、無線LANを利用するなどの注意が必要です。

【参考】
ソフトバンク国際ローミング
au国際ローミング(注意文)

ソフトバンク版iPhoneでは、メール着信時にお知らせがあるが、au版はメールアイコンに数字が表示されるだけだ

ソフトバンク版iPhoneでは、メール着信時にお知らせがあるが、au版はメールアイコンに数字が表示されるだけだ

さらにソフトバンクとauで戸惑うのが、受信を通知してくれるキャリアメールの対応です。ソフトバンクは提供済みですが、auでは現状、最短でも15分毎にサーバーに新着を確認する方式で提供されています。つまり着信通知が15分遅れることがあるわけです。もちろん今後、auでも利用できるようになる予定ですが、ケータイからの機種変更するユーザーは注意が必要です。

auではMMSやFacetime、iMessageも今後対応予定としていて、現時点ではまだ使えません。サービス面においては、先行してiPhoneを提供してきたソフトバンクのほうが、現時点では整備できているといえます。

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