人気スマートフォンの最新機種、iPhone 4Sが発売されました。これまでiPhoneはソフトバンクからのみ販売されていましたが、今回はauからも販売されます。選択肢が増えたのは嬉しいところですが、同じiPhone 4Sでもソフトバンクとauでは、少し違いがあります。そのため、どちらを購入すればいいのか、ユーザーにとっては新しい悩みも出てきています。ネットやニュースをみると、通信速度や価格などさまざまな情報が溢れており、ますますどちらを購入すればいいかわからなくなっている人も多いようです。

そこで今回、気になる速度やサービス、価格など、ソフトバンクとauの違いをまとめてみました。購入時の参考にしてみてください。
ソフトバンク版もau版も外見は全く同じだが、機能に多少の違いがあるので要注意だ

ソフトバンク版もau版も外見は全く同じだが、機能に多少の違いがあるので要注意だ



気になるデータ通信、どちらの方がいいの?

ソフトバンクとauの通信速度の違い。これは規格値であり、場所や環境によって大きく左右されるので要注意

ソフトバンクとauの通信速度の違い。これは規格値であり、場所や環境によって大きく左右されるので要注意

iPhone 4Sが登場して大きくとりあげられているのが、通信速度と通信品質です。ソフトバンクとauは同じ3G回線を使っていますが、通信方式が違います。

ソフトバンクはW-CDMA方式で2GHz周波数帯域を使用しており、下り最大14.4Mbpsの高速通信に対応しています。一方、auはCDMA方式で800MHz帯と2GHz帯を使用し、下りは最大3.1Mbpsとなります。

規格上の速度面では、ソフトバンクが圧勝しています。一方、つながりやすさでは、都心部と郊外で2つの周波数帯域を使えるauは有利となります。つまり、繋がればソフトバンクの方が速く、大きなアプリのダウンロードなども快適だが、つながりやすさではauのほうが安定している、というわけです。ただ、auはiPhone 4Sの販売を開始したばかりで、ソフトバンクよりiPhoneのユーザー数が少ないということあり、今後ユーザーが増えた場合のつながりやすさへの影響が変化する可能性もあります。

さらに3Gだけがスマートフォンの通信手段ではありません。スマートフォンでのデータ通信利用量は年々加速度的に増えており、3G回線だけではカバーしきれないと言われています。そのため3Gより高速で快適な4GやWi-Fiを併用していく対策が進められています。

3Gより高速な通信速度が利用できるWi-Fiではアクセスできるスポット数が重要になります。ソフトバンクは既に12万5000アクセスポイントを達成しており、年内で10万達成をめざしているauよりも環境整備は先行しています。また11月1日から東京メトロ157駅でWi-Fiスポット提供も開始されています。

さらに通信速度やつながりやすさは、エリアで大きく変動します。エリアや時間帯などにより、モバイル通信の品質は各キャリアで大きな揺らぎがあるのです。

つながりやすさ、特にアクセス集中するエリアなどではauが多少有利で、通信速度ではソフトバンクが有利となっているわけですが、実際には、利用するエリアによって差は大きくなったり、小さくなったりします。実際に自分自身が日常で多く利用するエリアでの通信状態を念頭において、キャリアを選ぶことが大事なポイントとなります。

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