こうなると、AndroidとiPhoneのどちらを選べばいいのか、なかなか悩むところですね。
そこで今回は、AndroidとiPhoneの違いをまとめてみました。Androidスマートフォンにするか、iPhoneにするか迷ったら、参考にしてください。Androidについては、「アンドロイド(Android)ってなに?Androidの基本」も併せてお読みください。
基本機能には差がなくなりつつある?
AndroidもiPhoneも、以下のような使い方ができます。- インターネットがパソコンのように利用できる
- キャリアメールやWebメール、パソコンメールが使える
- 音声通話ができる
- アプリで機能を追加できる
- SNSやクラウドサービスが利用できる
- 画面タッチで操作ができる
- カメラ機能でデジタルカメラのように使える
- GPS機能でマップやナビゲーションが利用できる
- 音声認識による検索
ハードウェアの選択肢の差は大きい
Androidスマートフォンのハードウェアには以下の特徴があります。- 高速なプロセッサ
- RAMは1GB~2GB、ROMは16~64GB
- バッテリーは、交換式や内蔵式がある
- 取り外しができるmicroSD(最大126GB)が利用できる(対応機種の場合)
- 同期、充電ケーブルは、microUSB
一方のiPhoneは、
- 64bitの高速なプロセッサ
- 本体メモリ8GB~128GB
- 電池交換はできない(メーカーサポート)
- 外部メモリ(microSD)は利用できない(サードパーティから外部メモリが販売されている)
- 同期、充電ケーブルは、lightningケーブル(iPhione 5以降)
といった特徴があります。
プロセッサは、iPhoneがいち早く64bit化していますが、アプリ対応はまだこれからという事もあり、実質の体感速度はあまり差はありません。基本OSとアプリの動作環境が異なるので単純な比較はできませんが、どちらを使用しても、十分に満足できるくらいの動作速度にまで達しています。
もっとも大きな違いは、iPhoneはアップル社だけの製品で、最新機種はiPhone 6とiPhone 6 Plusの2機種であるのに対し、Androidスマートフォンは、ソニー、サムスンなど多数のメーカー製の機種があり、それどれに特徴が異なる点です。
つまり、比較的多くの人と同じ機種が欲しい場合はiPhone、いろいろな機種から選びたい場合はAndroidスマートフォンとも言えます。
Androidスマートフォンの選択肢には、外部メモリ、交換式/内蔵式バッテリー、防水・防塵、電子決済、ワンセグ/フルセグ放送など、多様なハードウェアと機能があります。
通信キャリア、サービスにも差が少なくなっている
Androidスマートフォン、iPhone、どちらもドコモ、au、ソフトバンクモバイルと、国内の大手キャリアから提供されています。通信プラン、料金も各社ともに横並びとなり、大きな差はないといってもよいでしょう。キャリアメールだけでなく動画配信、書籍サービスなども両者ともに対応されています。特に、動画共有、配信サービス、電子書籍など、多少の違いはありますが、基本機能はiPhoneもAndroidスマートフォンともに対応されています。