セレブたちと夢の共演!?
マダム・タッソー東京で最初に出会うのは坂本龍一のフィギュア。少し暗めの照明の中たたずむ“教授”はあまりに自然に来場者に紛れこんでいて、ふと隣に目をやると……「坂本龍一だ!」気がついたときには、思わずぎょっとしてしまいました。今回東京にお目見えしたのは、セレブ本人公認の以下のフィギュアです。
アンジェリーナ・ジョリー/鉄腕アトム/ブラッド・ピット/ブルース・ウィリス/ジャッキー・チェン/ジョニー・デップ/カイリー・ミノーグ/レディー・ガガ/レオナルド・ディカプリオ/マイケル・ジャクソン/ニコール・キッドマン/リアーナ/坂本龍一/スパイダーマン/葉加瀬太郎/オードリー・ヘップバーン/ビヨンセ・ノウルズ
※その後、デビッド・ベッカム/YOSHIKI/大島優子が追加されました。
モデルとなるセレブの体を500ヶ所以上測定し、頭部の色づけだけで49時間、毛髪は1本1本手作業で植え込み140時間かかるというフィギュアはとにかく精巧。「こんなところにタトゥーが!」「鼻高いなぁ~」といった意外な発見を含め、相当近くで観察しても息をしていそうな生々しさがあります。
またフィギュアたちに与えられているシチュエーションもなかなかユニーク。ブラピはやっぱりアンジーとセット。デカプリオとブルース・ウィリスのコーナーは、角度によって「女子に囲まれているレオさまを、羨ましそうに見るブルース」に見えたりも。セクシーな衣装でダンスをするビヨンセを、きわどい角度から激写することも可能です。
マダム・タッソー東京ではどんな衣装を着て登場するのか注目だったレディー・ガガと、世界全てのマダム・タッソーに展示されているというマイケル・ジャクソンのコーナーには、来場者が彼らになりきれる衣装や小物があって、それらを身につけて撮影することもできます。
最初はおとなしめにセレブの隣に並んで写真に収まるだけだった私ですが、どんどんテンションが上がっていき、最後はビヨンセと踊る始末……。マダム・タッソー東京へ行くのならカメラは必須アイテム。また荷物はなるべく少ない方が、なりきり写真を存分に撮れるでしょう。
今のところ2012年1月4日(水)までの期間限定オープンですが、人気が高まれば常設を計画する予定もあるそう。東京の新たな観光スポットとして定着する日も近いかもしれません。
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■マダム・タッソー東京
住所:東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ アイランドモール3階
TEL:03-3599-6500
入場料:オープン特別価格 大人500円/小人(中学生以下)300円/3歳以下無料
営業時間: 11:00~21:00(最終入場 20:30)
休館日:不定休
アクセス:ゆりかもめ『お台場海浜公園』駅より徒歩2分