姑との関係に煮詰まったときは、気分転換の時間をつくるのも大事。グチをこぼす前に、どうすればうまく乗り切っていかれるかを考えてみては?
気持ちいい関係を築くところまではいかなくても、せめてつかず離れずの距離をとっていたいもの。「姑の問題を軽く考えていたために、離婚にまで発展した」という話をときどき聞きますが、これはとても残念なこと。普段から少しだけ気をつけているだけで、回避できるトラブルの可能性もあるからです。
そこで今回は、離婚の危機に発展しないために、姑と嫁がお互いに気分よく生活していくためのヒントをお話ししましょう!
離婚の危機を招く「嫁の危険な心構え」とは?
「夫は好きだけど、姑は嫌い」。もしも、そんなふうに思っているならば、今すぐ考えをあらためなくてはなりません。なぜなら、アナタが「好き」と思える今の夫を育ててきたのは姑その人だからです。これまでの年月を振り返ったとき、自分より姑のほうが夫と接してきた時間が長いようであればなおさら。たった数年、夫となった人と生活しただけで彼のすべてをわかったような態度をとっては、姑のプライドも傷ついてしまいます。
ですから、嫁としてではなく、ひとりの人間として「○○さんを生んでくれてありがとう」と思う素直な心構えが「まずはじめにありき」になります。
姑の生き方は今さら変わりません!
とはいえ、一度、相手のイヤなところが気になりだしたら止まらなくなってしまう気持ちもわかります。そんなときにストレスをためないコツとして、姑と張り合うのではなく「そういう存在だから、ある程度はしかたない」と諦めてしまう方法もおすすめです。そもそも、これまで何十年と生きてきた相手に、考え方や言動を「変えてください」と言っても、それは無理というもの。子どもの頃からのクセが大人になっていきなり治る人はほとんどいないように、確立した大人の生き方を変えることは不可能に近いことなのです。
そこを理解したうえで、次に「絶対にしてはいけないこと」と「姑と上手に付き合うメリット」について、みていきましょう。
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