義親との同居は離婚への一歩?
できれば同居はしたくない……というのが嫁の本音。スムーズに暮らすためには、まず事前の心構えが大事なポイントに!
はたから見れば「ささいなこと」でも、それがもとで毎日のように義親とぶつかっていては、妻の抱える不満は募るばかり。毎日がとても辛いものになってしまいます。
ここで夫が上手に間に入ってとりなしてくれればいいものを、多くの場合、夫には思い通りのフォローは期待できません。それどころかむしろ、義親に対する不満を伝える妻に「オレも仕事で疲れているんだから、そんな話は聞きたくない」「自分で解決してくれ」と冷たくあしらうパターンもあります。
こうして妻の不満は溜まりに溜まっていくために夫婦仲も険悪なものになり、最悪の場合、離婚の危機を迎えてしまう可能性もあるのです。義親のために夫婦が諍いを起こすようになってしまうなんて、もったいないことだと思いませんか?
心理を分析!「姑は、息子や嫁をこう考えている」
もともと、義親(とくに母親)にとって、息子の嫁は好ましい存在ではありません。「手塩にかけて育てたかわいい息子を、私から奪っていった女」という思いが根底にはあるものだからです。また、結婚したからには息子のフォローは嫁にまかせたほうがいいはずなのに、なかなか譲れません。「うちの息子は、この嫁で幸せになのだろうか?」「私のほうが息子のことをよくわかっているに違いない」といった意識があるので、つい余計な口出しをしてしまうのです。
同居となれば、さらに面倒なことになります。朝から晩まで、目につくところに嫁がいるために、いちいち気に触ってしまうからです。でも、それは嫁から見ても同じこと。「義母の知らない本当の彼を私は知っているのに」という思いから、姑VS嫁のバトルが勃発します。
それでは、同居してもぶつからずに家族がうまくやっていくには、どのような方法があるのでしょうか?
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