洗濯機・洗濯乾燥機/洗濯乾燥機お試しレポート

日立 洗濯乾燥機 ビートウォッシュ BW-D9MV(3ページ目)

2011年モデルの目玉は、洗濯槽の汚れを自動で落とす「自動おそうじ」機能。付いた汚れを落とすのではなく、洗濯の度に洗濯槽の外側や底を水で洗い流すことで、汚れを付かなくさせるという新発想! またタテ型ならではの洗浄方法で、高い洗浄力が自慢。サッカーや野球のユニフォームなど、泥汚れが多いご家庭に最適。

執筆者:戸井田 園子

タテ型でもドラム型並みの節水を実現!

洗濯槽の底にある「トリプルビートウイング」で、たたき洗いや洗濯板効果など、多彩な洗いを生み出している

洗濯槽の底にある「トリプルビートウイング」で、たたき洗いや洗濯板効果など、多彩な洗いを生み出している

タテ型の弱点である節水性を見事に克服した「ビート洗浄」はじめ、脱水具合を選べる機能に、洗濯槽自動そうじ機能が加わり、洗濯機能はますます向上しています。しかし、乾燥性能は、シワ軽減機能や省エネ性能を高める機構が無く、同社のドラム型より劣るのが残念。

 

洗濯槽をその都度洗浄して汚れを付けない

カットモデルで「自動おそうじ」をしている様子を拝見! 水が斜めに流れて壁面を洗い流している

カットモデルで「自動おそうじ」をしている様子を拝見! 水が斜めに流れて壁面を洗い流している

洗濯機のメンテナンスと言えば、洗濯槽の外側につく汚れが最も気になるところ。今機種では、業界初となる洗濯槽の「自動おそうじ」機能ができたことで、従来製品より格段にメンテナンス性は向上しました。その他は糸くずフィルターの手入れが必要な程度で、手間はかかりません。

 

ユニークな発想で新機能を続々と搭載

水の硬度の違いにより、洗剤の泡立ちが違う(※右が硬度が高い水)ことから、硬度を検知し洗剤量を調整する機能はユニーク

水の硬度の違いにより、洗剤の泡立ちが違う(※右が硬度が高い水)ことから、硬度を検知し洗剤量を調整する機能はユニーク

洗濯槽を自動で洗浄する「自動おそうじ」機能をはじめ、水の硬度の違いをセンシングすることで、省エネにつなげる「eco水センサー」や、タテ型でもたたき洗いを実現する「ビート洗浄」など、至るところに独自性を発揮。タテ型洗濯乾燥機に取り組む意気込みが感じられます。

 

カチっとした四角いボディが真面目な印象

光っているボタンのどれかを押していくことで操作が完了。暗い所でもボタンがうっすら明るく見えるのも◎

光っているボタンのどれかを押していくことで操作が完了。暗い所でもボタンがうっすら明るく見えるのも◎

存在感のある四角いボディは、ドラム型の柔らかいイメージとは対極のデザインで、やや堅いイメージですが、ボディカラーは落ち着いた色味で、高級感があります。操作パネルは、次にどのボタンを押すべきか分かるよう、候補のボタンが光ります。これなら操作も迷わずできるでしょう。

 

価格以上の効果で満足感の高い1台

この性能でこの価格なら、投資に見合っていますが、乾燥時の消費電力量がドラム型に比べるとかなり高いため、洗浄機能を重視し、乾燥は必要に応じて使う人ならおすすめ。乾燥を常に使いたいなら、ランニングコストがかかる分、コスパはやや落ちます。


【関連リンク】
日立 洗濯乾燥機 ビートウォッシュ BW-D9MV

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