理想は高くても低すぎてもNG!
ゴルフさえやったことないくせに「理想の恋人はプロゴルファー」と言う彼女。たとえ出会えても、恋愛に発展するのは難しそう。
好みのタイプは、あなたの視界をフィルタリングする要素そのものになります。
人間の脳というものは、視界を通じて入ってくる膨大な情報から、心に描いたものと同じ、あるいは似たものにフォーカスが当たるよう、無意識に整理をしています。
好みのタイプが極端なために、出会っているかもしれない「あなたにふさわしい相手」に気づかずすれ違っているとしたら、実にもったいないこと。
たくさんの人と接していようと「なかなか出会いがない」と嘆くあなたは、以下のいずれかの状態になっていないか、自身を振り返ってみましょう。
■厳しすぎる条件は、視界から恋愛対象を消してしまう
条件が厳しすぎれば、おのずとフィルターを通過する異性はなかなか出現しないもの。最も考えられる要因は、条件に見合った相手とあなたの生活フィールドがずれていること。
たとえば「イケメンの芸能人」が理想だとして、テレビ局や芸能関係の仕事をしているならともかく、テレビで毎日観ているだけでは、現実の「出会い」には一歩も近づきません。
いくら「超お金持ちの御曹司」がいいと望んでも、同じ学校や社交界といった御曹司たちの生息エリアにまったく縁のない生活をしている限り、出会う確率はほぼないでしょう。少女マンガやドラマのような偶然を待つというのは、あまりに非現実的です。
しかし一番の問題は、物理的に出会えないことよりも、出会っても選ばれないかもしれないこと。
理想の相手に選ばれる可能性はどのくらいだとあなたは思いますか?
相手を選ぶ権利は、あなたと相手の双方にあります。人をレベルやスペックで分類するのは残酷ですが、たとえば好みのタイプと出会っても進展がない場合、リサーチ不足という可能性も。
多くの人は、自分と釣り合いのとれる相手に親近感を抱きやすいといいます。あなたが理想とするタイプが「手の届かない憧れ」だとしたら、たとえ出会っても進展を望むのは難しいかも。