経済面での不安
もともとひとりっ子がいいなと思っていました。もし子どもが2人以上になると、経済的に自分の理想の子育てを貫くことは到底できなかったと思うので、その部分は大きいです。今は、「もうひとりっ子かな」とだいぶ割り切れてきましたが、もう1人産んでみたらどうなるのかな?と思うことは今でもたまにあります。また、初対面のおばさんから「子ども1人? もう1人作った方がいいわよ!」とか言われて苦笑することもあります。だいぶ流せるようにはなりましたが。
ひとりっ子かどうかで悩んでいる人がもしいたら、荒井有里さんの『ひとりっ子でよかった―ひとりっ子ほどやさしくがんばりやさんに育つ』という本をぜひ読んでみてください。この本を読んで、私はだいぶ心が軽くなりました。おすすめです!
(H子さん33歳、長男8歳。パート。復帰して7年)
二人目は、経済的なことが心配です。育てていけないことはないのだろうけど、教育費などを考えると、それなりの教育を受けさせてあげたいし、それなりの生活をしたいので、そうするとあんまりキュウキュウとするのも嫌。国が全部教育費を持ってくれるなら産んでもいいかも(笑)。
(B子さん37歳、長女4歳。フルタイム。復帰して4年)
将来に渡って経済的に安定していられるという保障があれば、みんなもっと二人目を産みやすいと思うのですが、これからの社会が。贅沢かもしれないけど、難しいですよね。
(F子さん27歳、長男1歳。時短勤務。復帰して1年)
我が家は共働きで子どもが1人なので、経済的にはかなりゆとりがあると思います。まだ、親の介護負担がないためその点も助かってます。
(L子さん38歳、長女9歳。フルタイム。復帰して8年)
三人目は経済的な不安があって、考えられないですが、二人目への経済的な不安はあまりないですね。
(S子さん36歳、長女0歳5ヶ月。育休中)
自分の時間がなくなることへの不安
二人目を考えるときにハードルになるのは、自分の自由な時間がなくなること。夫が仕事が忙しく、育児であまり期待できないので、全部自分に負担がかかると考えると、正直気乗りしません。今は飲み会や外せない仕事があるときは、実家に子どもを預かってもらっていますが、二人になると預けるのは難しいと思います。(B子さん37歳、長女4歳。フルタイム。復帰して4年)
育児サポートの不足
もっと若ければ、自分自身の無理もきくし、親や夫も若いパターンが多いので、サポートを受けやすいと思うのですが、自分が高齢になってくると、親も年を取り、逆に介護が発生したり、夫も仕事の重責が大きくて休みが取りにくい状況になってくるので、そこまで無理して出産する必要があるのか……とも思ってしまいまいます。(D子さん37歳、長男3歳、フルタイム。復帰して2年)
その他の二人目へのハードル