確認ポイント1:ローソク足の形状に注目
2010年10月5日に株価は110円で底を打って上昇に転じ、2月17日に177円で天井を打ちました。3月15日に117円まで下がったことを考えると、上げ幅をほぼ帳消しにするほど株価は値下がりしました。3月15日の株価のローソク足の形状に注目しましょう。底打ちの確認サインの一つでもある、下に長いヒゲが伸びていることがわかります。
ローソク足については、「日経平均高値更新! どこまで上がるかを探る2つの方法」の記事で、ローソク足の形状に解説していますので参考にして下さい。
確認ポイント2:出来高に注目
次に確認するポイントは、出来高です。出来高とは、通常出来高は、ローソク足等の株価チャートの下に、縦の棒のようなもので表示されます。株の場合、一般的に、出来高が増えるほど株価が全体的に上がり、出来高が減るほど株価は下がる傾向にあります。では、3月15日の出来高に注目して株価チャートを見てみましょう。丸印をつけた部分です。
左右の出来高と比べても、15日の出来高が突出していることがわかります。ローソク足の形状と出来高と総合して考えると、短期的には3月15日に株価は底を打った可能性が高いと考えることができます。
では、これらを踏まえて、みずほフィナンシャルグループ(8411)の今後の展開を考えてみましょう。