ポイント・マイル

急速に普及してきたPontaの利点は何?

コンビニ、ファミレス、ガソリンスタンド、レンタル店など業種を越えたいろいろなお店でためられる共通ポイントが人気になっています。しかし、トップを走るTポイントのことはよく知られていても、誕生1年で急成長したPontaのことは意外に知られていません。Pontaの利点を探りましょう。

岩田 昭男

執筆者:岩田 昭男

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Pontaが急伸してTポイントを追いかける

急伸するPontaの魅力とは?

急伸するPontaの魅力とは?

これまでカルチュアコンビニエンスクラブのTポイントが独走していた共通ポイントサービスですが、昨年3月にスタートした三菱商事系のPontaが急成長 して、会員数、提携会社数でTポイントを追撃できるところまできました。会員数ではTポイントが3671万人なのにたいしてPonta は3000万人、提携会社数でTポイントが69社なのにたいしてPontaは31社となっています。

Pontaが伸びている三つの理由

提携会社数ではまだ差がありますが、会員数でほぼ互角まできたPontaです。その成長の秘密は何かというと、Tポイントにない特徴を備えたからといえます。それをいくつかあげてみましょう。

1.家族中心。Tポイントは20代の半数以上が会員となっている若者中心のポイントですが、Pontaは子供から大人まで幅広い層(家族)を対象としたサービスです。

2.ポイント合算ができます。Tポイントは一人でためるのが原則で合算はできません。しかし、Pontaは親子、兄弟など家族での合算がで きるだけでなく、任意のグループを作ってその人たちの間での合算も可能です(ドイツの共通ポイントサービスでは家族でのポイント合算が行われているといい ます。それを参考にしたものです)。

3.景品との交換もできます。Tポイントはためたポイントを1P=1円で買い物に使えますが、Pontaは1P=1円で買い物ができるだけでなく、数多くのグッズがあってそれとの交換もできます。Pontaのキャラクターのタヌキのぬいぐるみなどをもらえます。

したがって、Tポイントは独身の若者向けのポイントサービスといえ、一方のPontaは家族向け、グループ向けのポイントサービスといえるでしょう。また、割引きよりは、小物やグッズにこまめに代えて得したいという人にPontaは向いています。
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