人はどんな時に「心の豊かさ」を実感するのでしょう? 何がそろっていると「心の豊かさ」を感じることができるのか、考えてみましょう。

心の豊かさを実感する条件

「心の豊かさ」はモノサシでは図ることはできません。バロメーターもありません。その人の心がどう感じるか、主観によるものと言えます。

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豊かさってお金だけではないけれど、お金も大事

たとえ、今とても経済的に苦しい状況にあっても、「幸福感」「豊かさ」を感じるという人もいます。逆に、経済的には何不自由ない状態であっても、「豊かでない」「幸福でない」と感じる人もいます。

しかし、一定の条件はあるのではないでしょうか。多くの人々はどんな条件がそろうと、「心の豊かさ」を実感できるのでしょうか。

金融広報中央委員会がまとめた「家計の金融行動に関する世論調査」2010年版の中に、「経済的な豊かさ」「心の豊かさ」について聞いたアンケートがあります。それを見ていきましょう。

経済的な豊かさと心の豊かさ

「家計の金融行動に関する世論調査」2010年版で聞いた「豊かさ」に関するアンケートです。

まず、経済的な豊かさについては、「実感している」「ある程度実感している」が37.5%、「あまり実感していない」「全く実感していない」が61.6%でした。3人に1人強が経済的な豊かさを実感している半面、残り2人は実感していないということです。

<経済的な豊かさを実感していますか?>
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実感している       3.4%
ある程度実感している   34.1%
あまり実感していない   41.5%
全く実感していない    20.1%
無回答          0.9%
(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」2010年版)
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一方、「心の豊かさ」はどうかというと、「実感している」「ある程度実感している」が63.2%、「あまり実感していない」「全く実感していない」が35.8%でした。経済的な豊かさを感じる割合以上に心の豊かさを感じる割合が高く、つまりは、3人に1人強が経済的な豊かさを実感している半面、残り2人は実感していないということです。

<心の豊かさを実感していますか?>
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実感している       11.7%
ある程度実感している   51.5%
あまり実感していない   27.7%
全く実感していない    8.1%
無回答          1.0%
(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」2010年版)
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