3年に一度、横浜で開催! ヨコハマトリエンナーレ2011

エントランス前庭では、ウーゴ・ロンディノーネの立体作品がお出迎え。Ugo RONDINONE《moonrise.east, march》 2005

エントランス前庭では、ウーゴ・ロンディノーネの立体作品がお出迎え。Ugo RONDINONE《moonrise.east, march》 2005

イタリア語で「3年に1度」という意味の「トリエンナーレ」。横浜では「現代美術の国際展覧会」として認識されているようです。というのも「横浜トリエンナーレ」が開催されるから! 2011年は4回目となる「ヨコハマトリエンナーレ2011」が、8月6日(土)~11月6日(日)まで開催されます。

展覧会タイトルは「OUR MAGIC HOUR─世界はどこまで知ることができるか?─」で、メイン会場となるのは横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)。どのような展覧会なのか、その見どころを紹介します。
※この記事は、8月5日に行われた内覧会の様子です。画像の転載はご遠慮ください。
ウーゴ・ロンディノーネの立体作品は、高さ約2m、全部で12体。一つひとつが12ヵ月に対応しています。自分の生まれ月を探してみて!

ウーゴ・ロンディノーネの立体作品は、高さ約2m、全部で12体。一つひとつが12ヵ月に対応しています。自分の生まれ月を探してみて!


初めて、横浜美術館が主会場のひとつに!

2001年に第1回が行われ、第4回目となる「横浜トリエンナーレ」。今回は「ヨコハマトリエンナーレ2011」と、カタカナ表記になりました。4回目を迎え、より横浜からの発信に力点が置かれるということで、やわらかく親しみやすいイメージにしたそう。もうひとつ、第4回目にして初めてのことが、横浜美術館がメイン会場のひとつになったこと。そのメリットについて、横浜美術館館長で総合ディレクターを務める逢坂恵理子氏は、次のように話していました。

「“美術をみせる専門施設”がメイン会場のひとつとなることで、間口が狭くて奥が深い『現代美術』を、より幅広い方に伝えることができると考えています。横浜美術館収蔵の作品も使い、現代美術の原点である古い作品も展示することで、時代を超えた内容にしたいと思います。横浜から文化を発信するということ で、世界とのつながりや日本人が世界をどう読み解くか、そういうことを実感する場となるとうれしいです」

■作品同士の「つながり」を楽しもう
逢坂氏の言葉通り、横浜美術館の展示では「組み合わせの妙」が楽しめます。例えば、現代美術作品と同館所蔵の近代美術作品、美術作品とグッズ、立体と映像、映像と絵画というような、時代やジャンル、素材など、さまざまな作品を組み合わせて展示し、新しい関係性を持たせることで、新しい解釈や新たな創造が感じられる空間になっています。

「なぜ、この作品が一緒に展示されているのだろう?」と、考えていると、あっという間に時間が過ぎてしまうでしょう。横浜美術館では、オーディオガイド(作品の説明が聞ける機器)の貸し出しがあります。作品の背景について知ることができる内容となっていますので、借りることをおすすめします。
上を見上げると、展覧会タイトルになっている「OUR MAGIC HOUR」のレインボー型のネオンサインが。こちらもウーゴ・ロンディノーネの作品。雨でも晴れでも1日中見える虹は、「視点を変えれば、見えなかったものが見えてくるかもしれない」と語りかけているよう。Ugo RONDINONE《Our Magic Hour》

上を見上げると、展覧会タイトルになっている「OUR MAGIC HOUR」のレインボー型のネオンサインが。こちらもウーゴ・ロンディノーネの作品。雨でも晴れでも1日中見える虹は、「視点を変えれば、見えなかったものが見えてくるかもしれない」と語りかけているよう。Ugo RONDINONE《Our Magic Hour》


では、横浜美術館の中に入ってみましょう! 次ページへ