『何とかが憎ければ、着ている物まで憎い!』ということわざがありますが、時に人は、自分の価値観で豊かに暮らすというゴールを邪魔する物に気づかないことがあります。

今回は、過去にお金持ちに傍若無人な態度を取られたことにより、お金持ちに対して悪いイメージしかなく、お金が貯まることに対して幸せなイメージがない2人のケースをご紹介します。

あなたもお金を貯めると嫌なヤツになってしまうの……!?

お金持ちの伯母

Aさんは、ごく平凡な会社員の家庭に育ちました。お父様の姉、Aさんにとっての伯母(おば)様はとても裕福な家庭に嫁がれ、その後いくつもの事業を成功させ、とてもお金持ちだそうです。幼い頃から、実家であるAさんの家に戻ってくるときは高級外車で、上下一流ブランドのスーツに身を包み、「こんな古い家にいつまで住んでいるの?」と言われ、出てくるのは自慢話ばかりでとてもイヤな思いをしたそうです。

そんなにお金持ちなのに、同居する祖父母の介護も一度も手伝わずに、祖父母が亡くなった時にAさんに残したわずかばかりの遺産まで持って行ってしまったことから、Aさんは益々、お金持ちが大嫌いになったようです。

Aさんは、48才ですが既に退職後のマネープランも充分実現可能で、お金に対する心配はそれ程ないのですが、何だか楽しくなさそう。充分なお金を貯めても、お金を貯める=お金持ちになる=イヤな伯母様のイメージだったのでしょう。

お祝いもない夫の両親

Bさんの夫はとても裕福な家庭に育ちました。高級住宅街に先祖代々のうちがあり、友人達からもとてもうらやましがられていたそうです。

ところが、夫の両親は長い間Bさんと息子の結婚に大反対していました。理由は、Bさんの学歴が短大卒業だったから。「今どき家同士の格や学歴なんて」と夫は気にしませんでしたが、夫の両親は○○大学でなければいけない、お医者様のお嬢様でなければ、と会うたびにイヤミを言われ、とうとう結婚式のお祝いもくれなかったそうです。

Bさんは、「お祝いが欲しいわけではないんです。とても社会的に地位のある両親なのに、あんな態度を取る人が世の中で認められているかと思うと、みんなお金があればついてくるのかな、お金があればどんな事を言ってもいいのかな……と思ってしまうんですよね」と溜息まじりです。

Bさんも、お金がある=社会的に地位がある=お金持ちでない人はお金持ちに頭を下げるべき、そんな悪いイメージがあるようです。

*本文中の登場人物の詳細なプロフィールは、全て実在の物とは異なります。

こんな経験が自分の豊かなくらしをじゃましています! あなたもお金を貯めると、嫌なヤツになってしまうの……!?