日本人の9割が体験しているネットショッピング

日常使いになったネットショッピング。仕事や家庭で忙しい40代男女の利用が多くなっている

日常使いになったネットショッピング。仕事や家庭で忙しい40代男女の利用が多くなっている

経済産業省「消費者購買動向調査」(2009年)によると、国民の9割以上がネットショップを体験。テレビショッピングは3割以上、カタログ通販は7割の利用経験となっています。このことからも、テレビショッピングやカタログ通販に比べて、ネットショッピングが日常使いになっていることが伺えます。

また、ネットショッピングの3ヶ月の平均利用回数は5.7回、平均利用金額は5.13万円に達しています。

ネットショップでの購入品目は、以前は、なかなか手に入らない貴重品や重い食料品、書籍などがメインでした。現在ではネットスーパー利用の増加に見られるように、日常品や洋服などのファッション用品、旅行や宿泊なども増えています。

メイン利用者は男女ともに40代。いつでもどこでも利用・購入でき、自分の好きなペースで買い物が楽しめるため、仕事や子育て、介護などの両立で忙しい中年層での利用率が高くなっています。

ネットショッピングを選ぶ基準は「信頼」

商品購入するネットショップを選ぶとき、利用者はどんなところを気にしているでしょうか?

「ネットショッピングの利用実態調査」(2009年マクロミル)によると、「信用できそうなサイトであること」が85%で最も多く、次いで「商品の価格が安いこと」が76%、「送料が無料、もしくは安いこと」が72%となりました。

ネットショッピングは、実際に商品を手にとって見ることができないため、サイトに掲載している商品情報の信頼性や安全性、ネットショッピング運営事業主への信頼などに利用者の関心が集まっています。

日本のECシェアは楽天がダントツ

「電子商取引に関する市場調査」(経済産業省 2009年)によると、2006年のB to C市場は4.4兆円、2007年は5.3兆円(前年度比20.1%増)、2008年は6.1兆円(同15.1%増)、2009年では6.7兆円(同10.0%増)と、年々増加しています。同じく成長を遂げているドラッグストア市場が約5.4兆円(2009年度、日本チェーンドラックストア協会)と比べると、EC市場のほうが大きいことがわかります。

富士経済研究所「流通・eコマースのビジネスの実態と今後2009-2010」によると、日本のEC市場シェアは、楽天が26.5%とダントツ。続いて、アマゾンジャパン(9.5%)、ヤフー(4.0%)と続きます。
富士経済研究所「流通・eコマースのビジネスの実態と今後2009-2010」

富士経済研究所「流通・eコマースのビジネスの実態と今後2009-2010」


出店事業者の4割が利用するモール型ネットショップ

では、実際にネットショップを開設するときは、どんな方法があるでしょうか?

ネットショップの形式は大きく4つ。独自運営、ショッピングモール型ネットショップ、ドロップシッピング型ネットショップ、アフィリエイト型ネットショップです。経済産業省「消費者向け電子商取引実態調査」(2009年)によると、ネットショップ出店事業者の出店形態はショッピングモール型が約40%、独自運営型が約34%、両方(ショッピングモール型と独自運営型両方を運営)が約26%となっています。

ネットショップ事業者の4割が利用するショッピングモール型ネットショップのサービス会社は、楽天、ヤフー、アマゾンジャパンが大手3社。その他には、地域に根ざしたものや独自の展開を行っているものなど様々あります。

自分のビジネスに合うネットショップの選び方

自分のビジネスに合うネットショップを選ぶときのポイントは3つあります。

  1. サービス内容やメンテナンス
  2. 料金
  3. サービス会社の信頼度

サービス内容は、モバイル対応、集客・販促ツール、店舗運営サポート、決裁・配送サービスなどの有無、今後海外進出を検討している場合なら海外対応も可能なところがいいでしょう。メンテナンスやアフターフォローに関しては、当然のことながら利用方法の説明不足やトラブルが多い、通信状況の不安定さなどがあると、そもそも自分のビジネス自体が成り立ちません。

サービスがよくても料金が高ければ維持費のコストがかさみ、支払い続けることができません。サービス内容に見合った料金か、自分のビジネスに必要なサービスなのかをしっかりと見極める必要があります。

サービス会社の信頼度も確認しましょう。事業規模の大小もに合わせて、運営母体の経営がしっかりしているかどうかも大事です。信頼ある会社ならば集客力もあります。独自運営の場合では、やはりSEO対策など大手に太刀打ちできない部分があるでしょう。

ネットショップのメリットは、信頼度アップや人材募集にもあり!?

信頼度の高いショッピングモール型ネットショップを活用すると売上効果やブランディングにつながりやすい

信頼度の高いショッピングモール型ネットショップを活用すると売上効果やブランディングにつながりやすい

ネットショップ開設のメリットは、商品の売上向上や事業拡大がありますが、それだけではありません。企業側にとって、ネットショップを通じて得られる顧客情報(性別、年齢、地域、購入品目、購入頻度など)は、今後、自社のビジネスを大きくするための貴重なデータになります。さらには、自社ブランディングにも使えるのです。

信頼あるネットショップで開設していることで、
自社サイトへの信頼性や安全性を利用者に伝えることができます。

また、ネットショップを開設していることで、店舗や商品・サービスの説明が簡単になります。自社のネットショップサイトをお客様や取引先に紹介するだけで、どんな商品を扱い、ユーザーからどんな評価を得ているのかを伝えることができます。知名度も向上するので会社やサービスへの信頼感が増し、売上や事業拡大のみならず人材採用にも役立つでしょう。

無料セミナーや資料請求で一歩を踏み出そう

ネットショップに興味を持っている方は、まずは資料請求やセミナー参加などで詳しい情報を集めましょう。比較サイトや口コミで各ネットショップの特徴を把握するのもいいでしょう。

セミナーに参加すると、ネットショップ開業までの手順や、上手にビジネスをすすめるノウハウなどを具体的に教えてくれます。ネットショップ市場の基礎知識や出店に際して必要なこと、サービス内容や成功事例などをより具体的に知ることができます。個別相談に応じてくれる場合もあるので、初心者の方でも疑問や悩みを解決できます。楽天市場では、セミナー開催は全国主要都市で実施しているほかオンラインでも開催。忙しい方にとって、オンラインセミナーは好きな時間にアクセスできるので便利です。

売上向上だけでなく、認知度向上やブランディングなど様々な活用法があるネットショップ。可能性を秘めている分、どんな活用をしたらいいか迷うこともあります。ご自身のビジネス戦略を具体的にしながら、必要なサービスを見極め選んでいくといいでしょう。


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(文責・All About編集部)

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