IPOラッシュで、駅探の滑り出しは上々!
2011年3月は、駅探(3646)やカルビー(2229)等、多くのIPO株が予定されています。3月3日にマザーズに新規上場を果たした駅探(3646)は、スマートフォンやパソコン等インターネットを使う人なら馴染みのある銘柄。人気の高さから、公募価格2,780円に対して初値は5,530円をつけました。あっという間に約2倍になり、IPO株の醍醐味が存分に発揮されました。駅探(3646)の盛り上がりを見て、IPO株に興味を持った投資家も多いかもしれません。
とは言え、IPO株は抽選に当たらなければ手に入れることはできません。とりわけ人気のIPO株となれば高倍率になることは必至で、手に入れられる投資家は僅かと言わざるを得ません。
では、IPO株の抽選に外れた場合、初値が付いた後にどのような戦略で売買すれば儲かる確率が高くなるのでしょうか?
駅探とトヨタ自動車のチャートの違い
では、注目を集めた駅探(3646)のチャートを見てみましょう。駅探(3646)のチャートを見て、いつもと違う点があることがわかりますか?では、トヨタ自動車(7203)のチャートを見てみましょう。
トヨタ自動車(7203)のチャートは、過去の株価の動きが表示されていますね。一方、駅探(3646)のチャートは上場後間もないため、過去の値動きはわずかしか表示されていません。つまり、IPO株のチャートは上場後間もないために、過去の値動きを参考に今後の値動きを予測することは難しいと言わざるを得ないのです。
では、IPO株の取引で儲けるためにはどのようなチャート分析がよいのでしょうか。次のページで解説していきます。