女性労働者数トップは看護師 年収473万円

【女性の職種別年収 労働者人口順トップ20】 undefinedundefined平成25年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)より筆者編集。女性労働者数の多いものから20職種の年収をピックアップ。 ※年収:月額現金給与額×12+年額賞与など特別給与額として計算(クリックで画像拡大)

【女性の職種別年収 労働者人口順トップ20】 平成25年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)より筆者編集。女性労働者数の多いものから20職種の年収をピックアップ。
※年収:月額現金給与額×12+年額賞与など特別給与額として計算。単位は千円(クリックで画像拡大)

上の図は、職種別の女性労働者数順に、平均年収と年齢を並べたものです。

一番人数が多かったのが看護師。5位に准看護師、7位に看護補助者となっているので、女性の職場として看護が大きな割合を占めているのがわかります。看護師だと平均年収は473万円、准看護師は398万円、看護補助者は279万円となっています。持っている資格で年収はかなり違ってくるということですね。

ちなみに平均年齢は看護師38.3歳、准看護師47.4歳、看護補助者44.8歳となっており、年齢よりも保有資格が年収に影響していることがよく分かります。

介護職 ケアマネ356万円、ヘルパー284万円

女性の労働者数が次に多い職種が介護職。年収は、福祉施設介護員は294万円、ホームヘルパーは284万円、ケアマネージャーは356万円となっていま す。介護職は200万円台後半となっており、ケアマネージャーの資格があると350万円程度になるというところでしょうか。

この表にはありませんが、福祉施設介護員の年収の内訳は、月収が21万600円、ボーナスが年間41万3600円。ケアマネージャーになると、月収約25万2700円、ボーナス年間52万9900円。同じ介護職でも賃金差が大きく出ていることが分かります。

幼稚園教諭330万円、保育士309万円

女性の職業で忘れてはいけないのが、幼稚園の先生や保育所の保育士。年収は幼稚園教諭330万円、保育士309万円と共に300万円台前半となっています。

幼稚園教諭のほうが平均年齢は3歳ほど低いのに、年収は20万円ほど高くなっています。どちらも女性が働く乳幼児対象の仕事ですが、幼稚園教諭のほうが高所得といえそうです。

販売・接客 年収200万円台

販売系の仕事を見てみましょう。百貨店店員の年収は276万円ですが、百貨店を除く販売店員は260万円。平均年齢もそれぞれ42.3歳と38歳なので、条件も大きく変わるわけではないのに、百貨店店員のほうが少しはよい待遇といえそうです。

また、給仕従事者(飲食店やホテルなどで客の接待や食事の給仕などのサービスを行う人)の年収は242万円。販売や接客業は200万円台というところでしょう。

その他の職種についても見てみると、薬剤師 519万円、システムエンジニア499万円が高額になっていることが分かります。専門職はやはり強いのですね。また、保険外交員は356万円となっており、販売や接客と比べると高報酬になっています。

いかがでしたか? 女性の賃金や年収について見てきました。単に平均年収を見るのではなく、平均年齢や勤続年数も参考にしてデータを見てください。女性は出産や育児、介護などで働き続けるのが難しい面もあるかもしれませんが、このようなデータを参考に、どのように働き続けるか(再び働くか)を具体的にイメージできるといいですね。
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