話題のSNS 、「Facebook」とは
SNSで誰とでも簡単に繋がれる事の影響は?
2011年に入ってから、世界最大のソーシャルネットワークサービス(SNS)、Facebookへの注目ががぜん高まっています。日本では「Facebook元年」などとも呼ばれ、個人ユーザーの増加に伴い、企業のFacebookアカウントの作成も相次いでいます。
既にFacebookが、電話や郵便等と同様の「インフラ」扱いされているアメリカでは、「コンタクトを取りたい相手には、メールアドレスを聞くのではなくFacebookにアカウントがあるかどうかを聞く」、あるいは「企業広告に掲載されるのはホームページではなくFacebookの公式ファンページのURLである」などともいわれています。今回はこのようなソーシャルネットワークと浮気の関係について考えてみたいと思います。
「実名主義」の功罪
同じSNSでも、Facebookの特長はズバリ実名主義。ユーザーのほとんどは実名で登録をしています。一方、以前から日本では多くのユーザーを獲得しているmixiやGREEでは、ほとんどが匿名での登録です。では、実名と匿名とでは、どんな違いがあるのでしょうか?
実名の場合の一番大きな効果は「つながり」です。実名ならば、知人友人を名前で検索したり、卒業した大学や生まれ年で探すこともできます。学生時代のクラスメート、既に辞めてしまった会社の元同僚から、元彼・元彼女など、普通ならコンタクト先がわからなくなっていても不思議でない人に、簡単に連絡を取ることが可能になります。
また、「実名」というのは「信頼感」にもつながります。例えば、SNS上で新しく知り合った誰かと意気投合し、「じゃあ、今度どこかで会ってみようか」となった時、相手が匿名だった場合と実名だった場合、どちらが「信用できる」と思いますか?「実名の方が信用できる」「実名の方が会うことに抵抗がない」と考える方が一般的なのではないでしょうか。
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