「キック・アス」の原作コミック
映画とちがう魅力がある。小学館集英社プロダクション刊。
ただ、一緒に行った友人は「童貞に甘いよ!」といっていた。確かに、主人公に対するヒロインの気持ちの変化は、ちょっと都合がよすぎる。
で、原作コミックを読んでみたら、童貞にまったく甘くない、ビターな話。ラスト数ページの痛ましさこそ、青春だよなと。少なくとも、自分はこっち側にいたと思う。ヒット・ガールは映画のほうがキュートだけど、ストーリーは漫画のほうが深い。
ガイドの読書記録です。今回は2011年1月26日~3月10日まで読んだ本をとりあげます。ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』、映画「キック・アス」の原作コミック、西村賢太『苦役列車』、朝吹真理子『きことわ』など。
映画とちがう魅力がある。小学館集英社プロダクション刊。