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デジタルフォトフレームの選び方とおすすめ機種(3ページ目)

デジタルカメラやカメラ付きケータイで写真を撮る文化が浸透したことや、価格が手ごろになってきたことから、デジタルフォトフレームはすっかりプレゼントの定番となった感がある。新郎新婦への結婚祝い、母の日や父の日、敬老の日などのプレゼントとして選ばれているようだ。最新事情とお薦め機種を紹介していこう。

安蔵 靖志

執筆者:安蔵 靖志

デジタル・家電ガイド

後悔したくなければ高解像度モデルを選ぼう

まずチェックしたいのが「画面サイズ」だ。設置場所との兼ね合いになるが、できれば大きなものを選んでおきたい。7インチ以上が主流となっており、8インチや10インチといったモデルもある。

同じ画面サイズでも解像度はさまざまだ。店頭で見て「安い!」と飛びついても、実際には解像度が低いため表示が粗く、満足感が得られない場合も多い。フォトフレームが登場した当初は低解像度モデルが多かったが、現在の上位モデルでは800×480ドットのワイドVGAモデル、800×600ドットのSVGAモデルが中心となっている。画面は小さくても解像度の違いは一目瞭然なので、できるだけ解像度の高いモデルを選ぼう。

もう一つチェックしておきたいのは、光沢パネルか非光沢パネルの違いだ。表面を光沢処理されたフォトフレームはコントラストが高くて発色がいいが、環境光が映り込みやすいというデメリットがある。コントラストや発色が悪くても映り込まない方がいいという人は非光沢パネル搭載モデルでもいいが、画質を追求したければ光沢パネル搭載モデルが断然お薦めだ。


映像や音楽への対応も要チェック

フォトフレームと言えば画像を楽しむものだが、最新のモデルでは写真意外のコンテンツも楽しめるようになっている。例えばMP3やWMAなどの音楽ファイルを保存しておくことで、音楽付きのスライドショーを楽しめるモデルや、AVIやMPEGなどのPC動画、3GPなどのケータイ動画を再生できるモデルもある。時計機能やカレンダー機能など、気分によってフォトフレーム以外の映像を楽しめるものもあるので、“その他の機能”もよく吟味しよう。


内蔵メモリー容量や対応メモリーカードも知っておこう

そのほかに忘れてはならないのが、内蔵メモリーの容量や対応するメモリーカードの種類だろう。どちらも多いに越したことはないが、特に自分が利用しているデジタルカメラのメモリーカードに対応しているかどうかは必ずチェックしておこう。

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