モバイルで活躍しそうなワイヤレスマウス「ロジクール M555b」
モバイルノートPCなどで利用するのに便利なワイヤレスマウスが登場した。ロジクールが2009年7月3日に発売する「M555b」はBluetooth機能を内蔵するコンパクトなマウスだ。価格はオープンで、直販価格は4980円。M555bは最大10m離れたところからでも操作が可能なレーザー式ワイヤレスマウス。レシーバー部を同こんしていないため、Bluetooth機能を内蔵するノートPCやデスクトップPCのほか、市販のBluetoothアダプターとペアリングすることで利用できる。対応OSはWindows XP/ Windows Vista、Mac OS X(10.3.9以降)。
本体サイズは幅58.0×奥行き99.4×高さ34mm、重さは電池を含めて約117g。それほど軽量でもないが、モバイル用途だけでなく普段から違和感なく使える大きさと重さを実現している。
筆者が「モバイルで使うマウスの選び方」で推薦しているマイクロソフトの「Wireless Notebook Presenter Mouse 8000」の方がコンパクト(幅54×奥行き92×高さ35mm)で軽い(電池含めて約97g)が、手の大きい筆者にとってPresenter Mouse 8000は小さすぎる印象を受ける。実際にはそれほどの違いはないのだが、その形状がそう感じさせるのだろう。
M555bはPresenter Mouse 8000と違ってモバイル用のケースなどは用意されていないのが残念ではあるものの、普段はデスクトップで使い、出張などの際にはモバイルノートで利用するといった使い方も違和感なくできそうだ。
インターフェースは左右ボタンにスクロールホイール、中央ボタンを備えるシンプルなデザインを採用。スクロールホイールはWebサイトやページ数の多い文書ファイルなどを表示する際に高速移動が可能な「高速スクロール(Hyper-fastスクローリング)モード」と、一般的なマウスホイールのようにクリック感のある「クリック トゥ クリック」モードとをボタン1つで切り替えられるようになっている。
付属の設定ユーティリティ「SetPoint」を利用すれば、中央ボタンやスクロールホイールの水平スクロール操作をカスタマイズすることも可能。ポインターのスピードやホイールのスピードを細かく変更する機能も備えているので、普段使っているマウスと同じ使い勝手で使用したいというこだわりのユーザーの要望にも応えてくれる。