ブラックリストにまつわる誤解はこんなにたくさん! 

一般に流布されているのは、ブラックリストというのは要注意人物のリストで、それをカード会社が密かに隠し持っていて、このリストに載ったら最後その人は一生カードを持ったり、使ったりすることができないというものですが、実際にはそういったリストは金融業界には存在しません。


事故情報(ネガティブ情報)として登録されたものをいう 

クレジットカードを作ったり、ローンを借りる際に私たちの顧客情報は個人信用情報機関に登録されます。その中で、延滞を繰り返したり、破産した場合は「事故情報(ネガティブ情報)」として登録されるのですが、これを通称ブラックリストと呼んでいます。ここに登録されると、銀行やカード会社に貸付やカードづくりに際してこの人に注意するようにと警告を受けて、新しくカードを作ろうと思ってもできなくなります。


カード会社はいつでも事故情報をチェックしている
 

個人信用情報機関とは、多重債務者を排除する目的で作られた機関です。銀行、カード会社から日々顧客情報が登録され更新されています。顧客のカードの利用状況、支払状況などがきちんと記録されており、加盟各社が照会したいという時にいつでも引き出せます。
カード会員になろうとするときに一週間ほどかかりますが、これはカード会社がこの個人信用情報機関でその人物の個人情報をチェックしているからです。


返済が3回以上滞ったら事故情報に登録される可能性大
 

延滞も一度や二度ならカード会社の方で押さえてくれるので個人信用情報機関のブラックリストに載ることはないのですが、何度も繰り返されると載ることになります。返済が3回以上滞った場合や長期延滞、さらには債務整理の手続きをした場合は対象になります。
一旦リストに載ってしまうと、この記録が5年間は残り、その間、クレジットカードを使うことができず、新たに別のカードや自動車ローンや住宅ローンといったローンを利用することができなくなってしまいます。


年に一度は自分の信用情報(顧客情報)を調べてみましょう
 

使いすぎてブラックリストに載ったのなら仕方ありませんが、延滞の心当たりもないのに審査に通らないといった場合は、自分の顧客情報を確認してみるとよいでしょう。個人信用情報機関には「本人開示制度」がありますから、そこに連絡して自分の情報を取り寄せるようにしましょう。2011年からはインターネットでの閲覧も可能になりますからそれを利用するのもよいでしょう。



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