さすがに「一体どこまで円高が進むのだろう?」とドル円相場の行方が気になる人も増えてきたのではないでしょうか?
ドル円相場のチャートを使って、今後のドル円相場は動きを考えてみます。過去10年間のドル円相場のチャートを見てみましょう。
2002年頃には1ドル130円台と、140円に手が届きそうな円安ドル高の状況でした。しかし、およそ10年という長い時間をかけて、じりじりと円高ドル安が進んでいることがわかります。
戦後最高値は95年の79円台
過去には、いくらまで円高ドル安が進んだことがあるのでしょうか?過去20年間のドル円相場のチャートを見てみましょう。1995年に、戦後の最高値である1ドル=79円75銭まで円高ドル安が進行したことがわかります。なんと現在は、80円41銭から戦後の最高値まで1円もない状況で、記録的な円高ドル安水準にあるのです。
ドル円相場80円割れは起こるのか、次のページで考えてみます。