冷蔵庫・冷凍庫/冷蔵庫お試しレポート

日立 冷蔵庫 真空チルドWワイド R-Aシリーズ(3ページ目)

ガラスコートの「クリスタルドア」仕様は高級感と独自のデザインが魅力。存在感のある冷蔵庫だからこそ、デザイン性にこだわりたいという人におすすめ。気圧を下げて酸化を防ぐ人気の「真空チルド室」も容量が増え、用途が広がりました。庫内の棚や冷凍室など、整理整頓がしやすいので、冷蔵庫はいつもキチンと管理したいという人に向いています。

執筆者:戸井田 園子

保存技術・使い勝手・省エネ共にバランスよし

日立の目玉機能とも言える「真空チルド」はじめ、各室の技術もバランスよし

日立の目玉機能とも言える「真空チルド」はじめ、各室の技術もバランスよし

真空チルド室のワイド化に加え、野菜室も強化され、保存技術のバランスは向上しています。庫内の棚割りにも工夫があり使い勝手はよいです。冷蔵庫の使用パターンから霜取りタイミングを設定したり、温度上昇を抑える学習機能も搭載され、低消費電力を実現しています。
 

パーツが着脱しやすく手入れが楽

細かな棚割りは、使いやすさと手入れのしやすさを両立している

細かな棚割りは、使いやすさと手入れのしやすさを両立している

除菌・脱臭ができるフィルター搭載で、庫内の清潔を維持。庫内パーツの手入れについても、野菜室や冷凍室は一般的ですが、冷蔵室内の最上段と下段が2分割され着脱がしやすい点や、卵ケースやチューブスタンドなどもフリーケースなので、冷蔵室の手入れはしやすいでしょう。
 

真空チルドやガラス扉など個性的な仕様

真空チルド室を大きくするのも、独自の技術が生かされている

真空チルド室を大きくするのも、独自の技術が生かされている

チルド室を真空にしたり、霜の冷気を利用するなど、独自の視点で開発された技術が多いと感じます。またデザインでも、扉の素材にガラスコートを採用したり、大型の両開きタイプ冷蔵庫を発売するなど、個性的な製品を積極的に取り組むメーカーと言えるでしょう。
 

ガラスコートの扉は高級感満点

ガラスコートされた「クリスタドア」の光沢感は、高級感が感じられる仕上がり

ガラスコートされた「クリスタドア」の光沢感は、高級感が感じられる仕上がり

やはり、ガラスコートされた独自の「クリスタルドア」は非常に高級感があり、目を惹きます。扉の操作部分をガラスの下にすることで、手入れのしやすさにも配慮。指紋が残るのが弱点ですが、いつもキレイにしようという意識が働くので、小まめに手入れをするようになるでしょう。
 

高級感あるデザインに見合った価格

600L台とは言え、35万円はさすがに高額。しかし、他社にないデザインなので、見合った価格と言えるでしょう。また「真空室チルド」をはじめとする保存技術や、省エネ性能の高さも兼ね備えているので、買って後悔はないはず。初期投資を抑えたいならSFシリーズを!

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