離婚の相談
離婚の相談をする相手は大切。信頼できる人に心の支えになってもらえるよう、慎重に選んで正解です
離婚に直面したとき、誰でもひとりで悩みを抱えているのがつらいのは当然のこと。ところが、いざ相談しようとすると「誰に打ち明けたらいいのかしら……」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、離婚問題で悩んだときに安心して相談できる相手の選び方や専門機関について、ご紹介します。

ひとりでもがいて悩み続けるよりも、あなたの幸せを願って知識や経験を通してアドバイスしてくれる人に相談するのが効果的! 自分の人生を「離婚」「修復」と決意する前に、まずは悩みをすべて打ち明けて心の整理をしましょう!

別れの相談をするべき相手は誰?

「離婚の悩みを誰かに話したい!」と思ったときに、多くの人がはじめに相談する相手が「親」と「友達」でしょう。身近にいてなんでも話せる親や友達は価値観も似ていて、あなたの考えを認めてくれるでしょうし、悩み過ぎて疲れ果ててしまったあなたの心さえ癒やしてくれるでしょう。

相談相手が親の場合、自身の人生経験からの意見も参考にできますし、今後のあなたの経済基盤を支えてくれる絶大な協力者になる可能性もあります。また、お互いが困ったときに、なんでも話せる信頼関係にある友達は、心の支えになってくれるはずです。親や親友は、親身になってあなたの話を聞いてくれる絶対的な存在。困ったときは遠慮せずに頼ってみることをおすすめします。

ただし、どうしても身内や親友はあなたの味方であるからこそ、感情的になって物事を考えてしまう傾向があります。本来、考えるべきは「どうすれば、あなたがいちばん幸せになれるのか」ということ。このことを客観的かつ冷静にアドバイスしてもらうためには、プロの夫婦問題カウンセラーに相談するという方法が考えられます。

離婚問題を扱う6つの相談先

「離婚するべきかまだ迷っているとき」「離婚に向けて実際に動き出すとき」「円満に離婚問題を片付けたいとき」「修復したいとき」など、離婚に関する悩みは人によって段階や内容がさまざまです。それぞれの相談先について、どこがどんなことを中心に扱っているのか、その特徴と費用などを「安心して離婚相談できる機関リスト」としてまとめてみました。

■地方自治体や女性センター:無料
都道府県や市区町村が各種の相談を無料でおこなっている。家庭問題や離婚問題は、家庭相談や人権身の上相談などの窓口で受けられることが多い。面談のほか、電話での相談に応じているところもある

■民間の離婚相談所:有料
後悔しない離婚や修復のために、ガイドの岡野あつこのように、その道のプロがアドバイスしてくれる。基本的な料金設定は1時間~2時間単位とし、5000円~2万円となっていて、金額は各機関やケースによって異なる。面談のほか、電話やメールで個別に対応しているところが多い。実際に相談する際は、案件や難易度によって時間がかかるので、解決までのめどを試算したり、各機関を比較して選ぶことが重要

■法テラス(日本司法支援センター):無料
全国どこにいても、法的トラブルを解決するための情報やサービスを受けられるところが法テラス。無料の法律相談のほか、裁判費用を立て替えたり弁護士を紹介してくれたりするほか、電話やメールでの相談にも応じてもらえる

■家庭裁判所:無料
離婚調停や円満調停を進める際の手続きについての問い合わせを「家事相談室」にて受け付けている。「どんな調停を申し立てるといいか」「申し立てに必要なものはなにか」など具体的に教えてもらえる

■弁護士:有料
親権、養育費、慰謝料、財産分与など、法律にからむ離婚の問題を解決してくれる。弁護士を探すには、弁護士事務所に直接あたる方法と、日本弁護士連合会で紹介してもらう方法がある。いずれも有料で、金額は内容によっても異なるが、1時間1万円のところが多い

■精神科、心療内科:有料
離婚にまつわるトラブルや悩みで心が疲れてしまったときや、配偶者の暴言などにより傷ついた心を楽にしたいときに頼りになる存在。医学的な見地からのカウンセリングや薬の投与により精神的な回復をはかる。治療費は有料であるが、保険扱いとなることが多い。保険扱いの場合は1回2000~3000円、保険外の扱いの場合は1回1万円台のところも