不安を感じながら、こんな階段をひたすら上っていきます。
新宿御苑の近くに建つ、ちょっと怪しげなビル。 ここの6階に面白い店ができたよ、という情報を聞き、おそるおそる階段を上ります。 そう、エレベーターはありません。飲み屋や事務所などちょこちょこテナントの入った ビルの階段をただひたすら上ります。本当にこんな場所にお店があるんだろうか?と不安がよぎるような薄暗い階段。途中の踊り場にはぽつんとビーナスのオブジェがあったりして、ビビリながらようやく6階へ。息切れした頃にやっとお店の看板が見えてきました。
これが見えたら到着。
古いものに新しい命を
宝探しのような気分になります |
入ってすぐの窓辺には、ガラスの瓶やピッチャーが並び、外の緑が映りこんで清々しく 佇んでいました。壁をぐるりと棚が囲み、キッチン用品やテーブルウェア、バスケットなどが お行儀よく鎮座しています。お店にあるものは、年代、国籍を問わず、でもきちんと使えるもの。 北欧製やオーストラリアで見つけたものもあれば、日本のデッドストックもあります。 有名メーカーやデザイナーのプロダクトでなくたっていいのです。 フォルムが美しいもの、良い気分になるものが集められています。 一瞬何の用途だったのか分からないようなものでも、 工夫とアイディアで新しい使い方を提案しています。
何に使おうか、想像するのが楽しい。
さて、でも何故この場所でお店を?