「回るん棚」で最上段の食品が取りやすい
食品が取り出しにくかった最上段を回転させることで使い勝手が格段にUPした「回るん棚」
棚の高さを変える時、食品を移動しなくても指1本で棚が上下する「動くん棚」ほか、細かな使い勝手がいいと定評のある三菱冷蔵庫。2010年は、最上段の棚を回転させる「回るん棚」を新たに投入し、奥の食品が取りにくかった最上段の不満を見事に解決しました。「回るん棚」は、中華テーブルのような丸型ではなく楕円なのがミソ。デッドスペースが少なく、ほぼ従来の棚と同量の食品が置けます。回転するとトレイが手前にせり出しますが、万が一扉を閉めてしまっても、なめらかに戻るので安心です。
急速解凍も急速半解凍もできる「快速チルド」
![チルド室奥にある「サーキュレートファン」で冷気を循環させると、チルド室内の食品は素早く0℃に近づく]()
チルド室奥にある「サーキュレートファン」で冷気を循環させると、チルド室内の食品は素早く0℃に近づく
一見すると普通のチルド室ですが、「快速チルド」ボタンを押すと、急速冷却と急速半解凍ができる便利機能が付いています。これは、食品の温度を測る赤外線センサーと奥に隠されている「サーキュレートファン」によるもの。チルド室の温度は0℃のため、ファンで0℃の冷気を循環させると、より早く0℃なるという原理を利用しています。例えば冷凍室(-18℃)に入れていたひき肉なら、約30分で包丁で切れる状態までに半解凍が可能。逆に、冷えていないビールなら約40分で冷え冷えになるとか。お料理中のあら熱取りにも活用できますね。
個性的な冷凍技術が日々の生活を便利に
![新たに入れた食品そのものの温度を感知し、その位置に冷気を集中して冷やす「熱いまま冷凍」]()
新たに入れた食品そのものの温度を感知し、その位置に冷気を集中して冷やす「熱いまま冷凍」
数ある機能の中からガイドが注目するのは、個性的な冷凍技術。発売当初から大人気の「切れちゃう冷凍」は、まさに毎日料理を作る主婦の声を反映した便利機能。「瞬冷凍」は、-40℃で急いで冷やす「急冷凍」と区別がつきにくいのですが、-7℃で冷やしつつ過冷却という現象を利用した独自の技術です。「熱いまま冷凍」は、エアコンで培ったセンサー技術を活用し、庫内の温度ではなく、食品そのものの温度を感知し、熱い食材に冷気を狙い打ちするというハイテクぶり。これらの技術は、確実に日々の生活を便利にしてくれるでしょう。
