10年前の5倍にもなった金価格

金価格高騰

高騰を続ける金価格。はたしてどこまで行くのか—

最近、金価格が史上最高値をつけたというニュースが流れましたが、金は21世紀になってからずっと価格上昇が続いています。金の取引は世界のいろいろな市場で行われていますが、ここでは世界で最も大きな市場のニューヨークと、身近な東京市場を例にあげてみます。

ニューヨーク市場では、金の先物は1オンス(約31グラム)単位で取引されます。最近つけた史上最高値では、1オンス=1300ドル近くにまで上昇。2001年にはこれが1オンス=250ドル前後にあったので、価格が5倍以上に高騰したことになります。

この間の金の価格推移を見ると、ずっと緩やかなペースで上昇してきました。世界金融危機のあった2008年には多少下がりましたが、2009年以降はまた上昇して、現在の価格に到達しています。

一方で身近な東京市場ですが、こちらでは1グラム単位で金の先物が取引されています。こちらが史上最高値を付けたのは今年2010年5月で、1グラム=約3700円という価格まで上昇しました。

東京市場の金先物は2001年前後には1グラム=約1000円だったので、こちらは約4倍近くにまで上昇したことになります。ニューヨーク市場と上昇幅に差があるのは、為替レートが変動しているためです。