静かな森のなかにログハウスの別荘がありました
体験宿泊した「フェザント山中湖」のダイナミックな丸太を使ったログハウス |
今までログハウスを見学したことは何度もありますが、泊まった経験がないので、今回の体験宿泊はかなり楽しみです。「フェザント山中湖」は、その名の通り山中湖の近く。大田区にある自宅から、中央高速自動車道で向います。
出かけたのは7月21日土曜日。夏休みが始まったばかりの最初の土曜日なので、それほど大きな渋滞はないだろうと、10時半に都内を出発。途中、多少の渋滞はあったものの、談合坂サービスエリアに12時過ぎに到着しました。
小腹がすいたので、たこ焼きを食べて再出発。河口湖インターで降りたのが13時過ぎ。2時間ちょっとあれば都内から来れるリゾート地です。チェックインは16時なので、それまでの間富士山の一合目にあるショートコースに立ち寄りました。その話はまた別の機会にご紹介することにして、ショートコースで体を動かし、すっきりした気分で、いよいよ本日の宿泊先へ向います。
ゴルフコースから20分ほどで山中湖に出ました。この湖畔の道路沿いを少し走ると、左手に「フェザント山中湖」の看板が見えます。あいにくの霧で山中湖はほんのわずかしか見えませんでしたが、晴れた日ならボートを漕ぐ人や湖沿いをサイクリングする人たちで賑わっていることでしょう。
「フェザント山中湖」は、湖畔の道路から少し山側に登ったところ。受付をするセンターハウスに辿り着く前に、すでに何棟かのログハウスが見えます。木立のなかのログハウスの佇まいは、見ているだけでリゾート気分を高めてくれます。
自然の中、広大な敷地にゆったり16棟のログハウスが点在
2階ベランダから見た風景。隣りのログハウスともかなりの隔たりがあり開放的 |
この「フェザント山中湖」は敷地全体が6,800坪。そのなかに16棟の別荘が建っています。通常の別荘地に比べたら開発面積は小規模ですが、1棟あたりの面積は単純計算で約390坪になります。別荘地もいろいろあって、1区画100坪くらいでは、お隣との距離を感じてしまいます。でもここは1棟1棟ゆったり建築されているせいか、その密集感は全く感じません。
しかも別荘地では、オーナーが思い思いの別荘を建てますから、1つ1つを見れば雰囲気があるのですが、全体で見るとまとまりがないというのも実状です。その点、この「フェザント山中湖」は、ビッグフットにより、計画的に創られた異空間。デザイン的にも街並みとしての統一感があります。
1棟1棟がプライバシーを保て、ゆったりくつろげるように配置されていますから、ゆとりもあるし、統一感もあり落ち着きを感じさせます。この施設をつくるために、自然の山を切り開いたわけですが、ありのままの自然をできるだけ残したというだけに、緑豊かな自然環境が大きな魅力になっています。
敷地の中央にセンターハウスと研修館の共用施設があります。その前はボードウォークやステージデッキがやはり木でつくられており、山の風景にぴったり溶け込んでいます。高原のそよ風を感じながら散歩したり、ベンチに腰かけてひと休みするなどにぴったりです。
次のページでいよいよ別荘の中に入ります。