リフォーム費用/部屋・空間別リフォーム価格実例

10万円から始められる洗面化粧室リフォーム

毎朝お世話になっている洗面化粧空間。今回はその洗面化粧室のリフォームプランを予算ごとに3つ挙げて、それぞれにかかる概算費用相場をご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

洗面空間

一日の始まりと終わりを静かに見つめている洗面化粧空間。プラン次第で暮らし方も変わってしまうかもしれません。

住宅設備の中でも目立たない存在の一つなのが洗面化粧台です。でもちょっとこだわってみるだけで朝の身支度タイムが優雅にスマートに生まれ変わります。

洗面化粧室をリフォームしたいけど、お財布と相談しながらという方に、今回は10万円以下の予算で検討できるお手軽な洗面化粧台交換プランや、収納バツグンの洗面室、あるいは高級ホテルのドレッサールームのような空間にするプランのリフォーム費用をご紹介したいと思います。

10万円以下で出来る洗面化粧台入れ替えシンプルプラン

洗面化粧台

既設洗面台と同じ間口のタイプを選べば、比較的工事はスムーズです。(画像提供:クリナップ株式会社

一番手軽で、しかも難しい計画を必要としないプランです。現在使っている洗面化粧台を、同じ程度の大きさの新しい洗面化粧台に入れ替えるだけですから、工事期間も短く、費用もリーズナブル。

一般的に洗面化粧台の間口(まぐち。洗面化粧台の幅のこと)は500ミリ、600ミリ、750ミリ、900ミリといった具合に、メーカーごとに規格化されており、現在と同寸法のものを選ぶだけです。

例えば間口600ミリ程度の商品は、本体価格(化粧台本体+ミラーキャビネット)が実売価格で4万~5万円程度から。プラス1万~2万円で洗髪ができるシャワーヘッドタイプの化粧台が選べますので、ライフスタイルに合わせて計画してみましょう。

ちなみにリーズナブルな洗面化粧台は、洗面ボウル部と洗面鏡部をそれぞれ組み合わせて選ぶタイプが多いので、予算と鏡の種類(1面鏡、3面鏡など)、収納スペースの有無などを比較しながら検討すると良いでしょう。

【洗面化粧台入れ替えシンプルプランの概算相場】
化粧台間口600mmの場合 概算金額8万~10万円
化粧台間口750mmの場合 概算金額9万~15万円
※給水・給湯管切替工事、排水管工事、電気工事、既設洗面台処分費含む

次のページでは、ワンランク上の洗面化粧室リフォームプランを紹介します。
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