家族の数だけ使うモノもあるし、季節ごとに出し入れするモノもたくさんあってなかなか片付かない。いっそのこと収納力をアップさせたいけど、ありきたりな家具をお部屋におくだけではつまらないし、上手に片付くか不安だ…。など、空間をもっと有効に使いたいと思ったら「収納力アップリフォーム」を考えてみませんか。今回は、10万円からできる低予算かつ手軽な収納のリフォーム例をご紹介します。収納問題でお悩みの方、必見の収納リフォーム術です。

壁の厚さを有効活用!10万円からできる埋め込み収納

埋込収納

壁の厚みを利用するので、収納部分がさほど出っ張らず、空間を有効に活用できます。(画像提供:永大産業株式会社

これ以上収納スペースを作るのは難しいと思っていた空間でも、壁の厚みを利用する「埋め込み収納」を活用すると、奥行きが100mm~150mm程度に限られますが、文庫本や置時計などの生活雑貨は一気に片付くことが多いようです。

戸建住宅の在来工法の場合などでは、耐震強度をアップさせるための筋交い(すじかい)が入っている壁であったり、断熱材が入っている壁では設置できません ので、この埋め込み収納を設置するには壁内部の構造をチェックする必要があります。リフォーム業者に現場調査をしてもらい、設置に適した場所と施工方法を 提案してもらうようにしましょう。設置に問題の無い場所であれば、10万円前後からで導入可能です。

【埋めこみ収納の概算リフォーム費用】 材料費+工事費で10万円前後から
※幅700mm程度、高さ2,000mm程度、奥行き125mm程度の埋めこみ収納を想定。設置工事費、廃材処分費含む。

キッチンだけなのはもったいない床収納は8万円から

キッチンだけでなく、居室や子ども部屋にまで活用できる床収納。使う頻度の少ないモノを収納するスペースとして非常に有効です。(画像提供:大建工業株式会社)

キッチンだけでなく、居室や子ども部屋にまで活用できる床収納。使う頻度の少ないモノを収納するスペースとして非常に有効です。(画像提供:大建工業株式会社

キッチンではなじみの深い床収納。一般的には床下点検口と兼ねて設置されることが多く、お酒やしょうゆの瓶といったかさばるモノを収納することが多いはずです。

しかしこの床収納、空間を有効に活用できることから、居室などでも採用するケースがあります。リフォームで床収納を作る場合、床下部分の強度を確認した上で、必要な補強や補修工事を行います。特に2階居室に設置する場合は、1階用のタイプよりも浅い収納になりますが、落下防止のための金具を使用する必要があります。

既存床や構造・断熱の状況さえしっかりとチェックしておけば、床収納は空間を有効に使えるアイテムです。キッチン雑貨だけでなく、子ども部屋の片付かないモノや普段使うことの少ないアイテムを上手に収納して、お部屋をスッキリさせてみてはいかがでしょうか。

【床収納の概算リフォーム費用】 材料費+工事費で約8万~15万円
※幅600mm程度、奥行き600mm程度、深さ400mm程度の床収納の場合。床補修、設置工事費、廃材処分費含む。

次のページでは、手軽なリビング収納と、大工さんに作ってもらうオーダーメイドの収納(造作家具)についてご紹介します。