今販売されているホームベーカリーは、米粉や全粉粒を使える機種がほとんどです。なにをホームベーカリーに求めたいのかをはっきりさせて、適切な機種を選びましょう。何を重視したいかによって、重点ポイントは変わってきます。

コストパフォーマンスにこだわるなら

siroca

sirocaのホームベーカリーは店舗によっては6千円を切るところもあり、圧倒的なコストパフォーマンスで人気。

発売開始当初のホームベーカリーは、計量をしっかりとしないと失敗するケースも多かったのですが、最近はほぼすべての機種で、厳密な計量をしなくても、かなりおいしいパンが焼けるようになりました。砂糖や塩、イースト類は使用量が4g、5gと微量なので、付属のスプーンで計量するようになっており、簡単です。

朝食を主体に使いたいなら、タイマー機能さえあれば1万円以下の安価な機種でも十分機能します。コストパフォーマンスを優先させるなら、価格を判断基準にする手もありでしょう。

焼き上がりにこだわるなら

ある程度の投資をして、食パンのできあがり自体にこだわりを持つ人もいるはずです。主要メーカーのホームベーカリーは、メーカーごとに焼き上がりの状態にかなりの差があります。パンの好みに合わせて、以下を参考にしてください。
  • ふんわりやわらかいパンが好き:パナソニック
  • 耳がしっかりハードに焼き上がるパンが好き:ティファール
  • 自分の好みに合わせて微調整したい:象印、エムケー、ツインバード

米粉や国産小麦など、原材料にこだわるなら

米粉パン機能は、現在では多くの機種が搭載しています。ただし、アレルギー対応食として考える場合は、米粉の「グルテンなし」コースが搭載されているかをチェックしましょう。

ちなみに、米粉は一般のスーパーに置いていないこともあるので、どこで入手できるかまずチェックを。メーカーのホームページから、粉の通販にリンクが張られていることが多いので、価格などを調べておきましょう。また、専用の米粉を使わず、米そのものからパンを焼いてくれる「GOPAN」を使う手もあります。これなら、米の銘柄にこだわったり、玄米や五分づき米からパンを作ることも可能ですが、小麦グルテンは入手する必要があります。スーパーでは入手しにくいので、こちらもパナソニックのサイトで入手先を確認して。完全に小麦ゼロの米パンを作るときは上新粉を使用しますので、小麦グルテンが手に入りにく時は、上新粉を代用して、GOPANの小麦ゼロコースで焼くのも手です。

輸入小麦へのポストハーベストなど安全線の面から国産小麦を使いたい人は、ふくらみが悪いため、専用のコースが搭載されている機種のほうが上手に焼けます。また、ドライイーストではなく天然酵母を使いたい人も、専用コースがあるかどうかをチェックして。

「米粉100%コース」「天然酵母コース」「生酵母コース」は、多くの機種に搭載されていますが、このほかに注目したいのが以下の機種です。

■代表機種:ライスブレッドクッカー GOPAN SD-RBM1000(パナソニック)

■代表機種:パンくらぶ BB-KT10(象印)

国産小麦コース搭載:普通に焼くと膨らみにくい国産小麦を上手に焼いてくれます。


■代表機種:SD-BMS102-N(パナソニック)
フランスパンコース搭載:高温+蒸気で本格的に焼き上げます。

■代表機種:ホーム&バゲット OW600370(ティファール)
専用のバゲット用トレイで庫内でそのままバゲットが焼けます。


アレンジにこだわるなら

さまざまなアレンジに挑戦したいという人は、アレンジパンの機能が多いもの、用途にフレキシブルに対応するものを選ぶとよいでしょう。安価な機種にはこうしたアレンジコースが少なく、上位機種になるに従い、多機能になっていきます。予算を含めて、どこまでの機能が必要かをよく考えましょう。アレンジについては、さらに詳しくご紹介していきます。

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