リフォーム費用/悩み・目的別リフォーム価格実例

値ごろ感アリ!低予算な気分上々リフォーム

リフォームって、どうしても高額なイメージがありますが、工夫次第でリーズナブルだけど生活が楽しくなったり、住まいが使いやすくなったりというケースもたくさんあります。今回は低予算で我が家の雰囲気や使い勝手が向上する、技アリなリフォームをご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

リフォームで気分上々
ライフスタイルに合わせて、楽しく手軽なリフォームを検討してみましょう。
「リフォーム」についてインターネット検索をしてみると、総費用が何百万円、あるいは1,000万円を超えるようなリフォーム事例を見かけることがあります。そこには住み替えや新しい生活をスタートさせるための施主の思いがあり、最近よく目にするようになりました。

しかし、このように家一軒をまるごとリニューアルしてしまうだけでなく、使いにくいところを使いやすくしたり、傷んでいるところを直したりという部分的なリフォームも非常に多く、むしろ、こちらの方が一般的で、それらの住まいに対する小さい要望の積み重ねが大きなリフォームにつながっているといっても過言ではありません。

そこで今回は、リーズナブルだけど意外と便利で、家族が嬉しくなってしまう小さいリフォームアイデアをご紹介します。

クッションフロアだけど見た目は高級タイル

クッションフロア
見た目はタイル。でもクッション性があり、水にも強いクッションフロアは、手軽なリフォームアイテムの一つです。(画像提供:リリカラ株式会社)
クッションフロア(「CF」とも言います)とは、表面が厚手のビニール素材でできた床材です。水をはじくので、主にキッチンや洗面脱衣室などの水回り付近で多く採用されています。

従来のクッションフロアは「安っぽい」というのがもっぱらの印象でしたが、最近では表情豊かなデザイン性に優れた柄のものが多くなってきており、パッと見ただけではクッションフロアであることに気がつかないものも多くあります。

このクッションフロアを、すでに傷がついていたり、表面が傷んでいたりする床材の代わりに仕上げ材として活用することで、耐水性に優れているにもかかわらず、低コストできれいに仕上がるリフォームが可能です。床下地材の上に接着剤で貼り付けるだけなので、施工が早く、費用の安さも魅力です。材料費は1m²あたり2,000円からのものが主流ですが、1,000円以下のものもあります。

気をつけておきたいことは、クッションフロア材の厚みが2~3mmあるため、周囲との段差が出来るだけ生じないような施工をしてもらうことです。2~3mmというわずかな段差でも、意外とつまづいたり、見た目に違和感があったりするので、リフォーム業者と仕上がりについてよく相談しておきましょう。

【クッションフロアで床をリフォームする概算相場】
10畳(約16m²)の場合 4万~7万円
※既存の洋室床にクッションフロアを接着施工する場合を想定。既存床の撤去(剥がし)や和室床からの施工については別途工事費用が生じます。

次のページでは、キッチン空間をキレイに、そして見せる収納を取り入れたリフォームアイデアをご紹介します。
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