リフォーム費用/悩み・目的別リフォーム価格実例

我が家をもっと広く!お庭活用エクステリアリフォーム(2ページ目)

もっと戸建て住宅を満喫したい、少しでも広く使いたいと感じたら、お庭空間を積極的に住空間に取り込むエクステリアリフォームを検討してみませんか。今回はお庭をもっと活用するためのエクステリアリフォームについて、その費用とポイントをご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

後付けテラスは15万~45万円

テラス

テラスがあると、洗濯物を干したり、自転車を置いたりと庭の使い勝手が一気に向上します。(画像提供:三協立山株式会社

前ページでオーニングをご紹介しましたが、毎日の衣類干しや、小雨が降っているときの換気など、常に屋根が欲しい場合には、やはり「テラス」が便利です。

窓の大きさや奥行きなどに多様に対応できる商品群により、後付けリフォームしやすいのが特徴であり、工事期間も非常に1~2日程度と短く、設置費用は2間(3,600mm)×出幅1間(1,800mm)で15万~25万円程度(普及品)です。

テラスを設置する場合は、テラス単体だけでも良いのですが、床面をタイル仕上げにした方が、天候を選ばないスペースとして、見た目も利便性も向上します。2間×1間のタイル仕上げの場合、追加費用は15万~20万円程度です。リーズナブルにリフォームするなら、コンクリート仕上げがおすすめです。費用は同サイズで7万~10万円前後です。

増築気分なサンルームは60万円から

サンルーム

サンルームは自由度の高い空間が作れるので、ガーデニングやアウトドアなど、趣味の多い方にも人気です。(画像提供:株式会社LIXIL

季節や天候を問わず、いつもガーデニングを楽しんでいたいという方や、太陽の光を浴びながらのティータイムを満喫したいという方には、手軽にリフォームで後付けできるサンルームがおすすめです。リビングなどの間口の広い掃き出し窓とサンルームを連結して、まるで庭を住まいの中に取り込んでいるかのような贅沢な増築気分を味わうことが出来ます。

こちらも間口と出幅の組み合わせが豊富に用意されていますので、メーカーカタログを見ながら、予算とサイズ、用途にあわせた計画を立てましょう。リビングとの一体感を出したいのなら、サンルームの床はフロア仕上げで、またガーデニングやアウトドアを意識した空間を作るなら土間仕上げの方が望ましいでしょう。

気になるリフォーム費用は、間口2間(3,600mm)×出幅1間(1,800mm)程度のサンルームなら標準グレード品で60万~80万円、高級グレード品なら80万~150万円位です。床を土間もしくはタイルで仕上げる場合には、別途工事が必要です。(7万~20万円程度)

なお、サンルームを設置する場合、ほとんどの地域では10m²以上の床面積となる場合、増築の建築確認申請手続きが必要となりますので、工事を依頼したいときにはくれぐれも業者に確認しておきましょう。

屋根があると利便性・快適性が高くなる!

今回は、後付けできる小さな屋根をキーワードにリフォーム費用をご紹介しました。屋根があるとないとでは、住み心地も使い勝手も大きく異なります。

せっかく日本には四季があるのですから、太陽の光や風の心地よさをもっと身近に感じることの出来るリフォームにも目を向けていただきたいと思います。

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