リフォーム費用/リフォーム費用関連情報

“得意分野とお得感”でリフォーム業者選び

大切な住まいにあちこち手を入れたいと思っていも、建築士事務所に依頼するか、リフォーム業者に依頼するか悩んでしまいます。建築士事務所などを利用する場合のメリットと費用についてご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

Q:「設計事務所に依頼するか、リフォーム業者に依頼するか悩んでいます」
現在、両親との同居を機会に、築16年半経過している家のリフォーム及び総メンテナンスを計画しています。新築時に設計・監理を担当した建築士がいますが、同じ建築士に依頼すべきか、他の業者にすべきか悩んでいるのですが、どうしたら良いでしょうか。

A:「設計する建築士の得意・不得意、コストのバランスを考慮して検討しましょう」
設計事務所、リフォーム業者、工務店など、リフォームを手がけてくれるところは多数あると思いますが、業者ごとに得意としている分野はそれぞれ違います。検討しているリフォームの内容を考慮し、対応力とコストのバランスで業者を選んだ方が無難です。

リフォームはどこに頼んだらいい?

リフォーム
リフォームの依頼先はいろいろありますが、一体どこに頼んだら安心できてお得なのでしょうか。
愛着ある住まいに手を加えることになるリフォーム。いい加減な業者に依頼してしまっては大変です。そこで慎重に業者を選ぶことになるのですが、その前にリフォームに関わる業種をよく理解しておく必要があります。

専属の大工や下請け業者を用いて、新築工事やリフォームなど、総合的な工事に対応している「工務店」、リフォームのプランニングにも慣れていて、得意分野あるいはオールマイティなリフォーム工事に対応する「リフォーム業者」、デザイン性に優れた設計をして、その設計図面の通り施工が進められているかを監理する「設計事務所」というように、業種によって役割がそれぞれ違います。

さらに、業者によっても得意分野に違いがあります。例えば「工務店」であり、在来工法の戸建住宅のリフォームは対応できるが、鉄筋コンクリート造(RC造)の住宅・マンションは苦手というA社、「リフォーム業者」として営業しているが、直営の職人がいるのは塗装工事だけで、それ以外の工事は全て下請け任せというB社、「設計事務所」でデザイナーズ住宅の設計を専門としているが、新築や全面リフォームしか設計・監理を手掛けない(小規模の工事には対応しない)というC社というように、それぞれ特徴があるのです。

工事の規模・内容、目指すリフォームのスタイルで業者を選ぶ

では、どのように業者を選んでいけば良いのでしょうか。それは、自分が目指すリフォームの規模や内容を分析した上で、その分野を得意とする業者に依頼するのが、満足度、そしてお値段の面においても、良い結果が得られる可能性が高いのです。

次のページでは、依頼先を選ぶ目安についてご紹介します。
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