癌(がん)/がんの初期症状・早期発見

がんの早期発見を可能にする3つの心構え

がんはその性質上、発生してから時間経過とともに全身に広がっていく可能性が高くなるので、早期発見、早期治療が欠かせません。早期発見を可能にするための心構えについてお話します。

狭間 研至

執筆者:狭間 研至

医師 / 癌ガイド

がんは早期発見・早期治療がポイントです

がんと早期発見・早期治療
がんは、発生から時間経過とともに全身へ広がっていく可能性が高まります。早期発見・早期治療がポイントと言えるでしょう。
がんは周辺の組織に浸潤するだけでなく血液やリンパ液の流れにのる可能性があるので、時間経過とともに、全身へ広がっていく可能性が高くなります。

そういった観点から考えると、外科的切除と抗がん剤治療、放射線療法を駆使してがんの完治をめざすためには、早期発見し、早期に治療を開始することが重要です。

今回は、がんの早期発見・早期治療につながる3つのポイントについてお伝えします。

その1 年に1回の定期健診を受ける

年に1回の定期健診"
定期健診は、その名の通り、定期的に受けることが大切です。特に40歳を超えると1年に1回の健康診断を受けられることをおすすめします。
健康診断は、定期的に受けることがポイントです。「5年前には、何ともなかったので、それ以後受けていません。」というのでは、やはり、困ります。

早期発見・早期治療のためには、やはり、年に1回の受診をおすすめします。ご自身の誕生月にあわせて、受診するように計画されるのもよいでしょう。

また、医療における検査結果全般に言えることですが、とくに健康診断の結果を判読する医師にとって、昨年や一昨年の検査結果と比較し、その推移を見ることは非常に有益な情報になります。

健康診断を受ける際には、同じ医療機関で継続して受けられることをおすすめします。

次のページでも、早期発見・早期治療を可能にするポイントについてご説明します。
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