おしゃれなフレンチも良いけれど……

おしゃれなフレンチもいいけれど……
がんは、生活習慣病の一つです。生活習慣の大半は、食習慣と運動習慣が占めています。食習慣を見直すことは、非常に効果的ながんの予防につながります。
毎日、何気なくとっている食事。日本では、肺がんの他に、胃がんや大腸がんといった消化器系のがんが多いことが特徴です。

昔に胃がんが多かったのは、魚の干物や漬け物など、過剰に塩分の多い食事をとっていたこととも関係があると考えられています。
近年は、昔の日本の食卓でよく見られたような、塩で真っ白になった焼き鮭を見ることも少なくなりました。冷蔵技術の発達によって塩漬けにしなくても長期保存ができるようになったこととともに、高血圧対策として「健康のためには減塩」ということが広まったのも一因かもしれません。

しかし、対照的に急速に増えてきたのが大腸がんです。これは、いわゆる食事の欧米化によって、従来の低脂肪・高繊維食から高脂肪・低繊維食へと急速に変化してきたためではないか、といわれています。また、大豆イソフラボンを多く含む発酵大豆食品の摂取量や、野菜の摂取量が減っていることも原因と考えられています。

ちょっとした時に頂くイタリアンやフレンチなどは、生活を豊かにしてくれます。しかし、基本は、ご飯に味噌汁、焼き魚に冷や奴というような和食を中心とした生活が、私達にはあっているのでしょうね。
 

日付が変わる前に眠る

日付が変わる前に眠る
意外なことかも知れませんが、日付が変わる前にお休みになることは、がん予防の観点からも非常に重要だと考えられています。
唐突なお話で恐縮ですが、人間も自然界の一部です。太陽が昇るとともに目覚めて活動し、太陽が沈むと休息し就寝する。人間の体には、生体時計があって、太陽の光を浴びることで微調整をしながら、1日のリズム(サーカディアンリズム)を保っています。

その中で、午後11時ごろから午前2時ごろまでの3時間は、「カラダをメンテナンスする時間」に当てられているといわれています。

がんは、細胞の増殖や分裂の中でできたミスコピーの細胞が、攻撃されずにのこってしまったことがそもそもの発端になります。つまりがんを予防するためには、この「カラダをメンテナンス」する時間にしっかりと体を横にしておくことが大切です。

疲れ切った時に、布団に潜り込むと何とも言えない気持ちよさがありますが、あれは、重力に逆らって体を縦にしていた時に感じていた負担から体を解放してあげることによって感じる気持ちよさです。

インターネットの発達やライフスタイルの変化によって、日本は24時間化が進んでいますが、私達は自然界の一部であることを思い出して、夜11時過ぎには就寝の準備に入るように心がけることは、がん予防のために非常に効果的なのです。

禁煙、食生活、生活リズム。いずれも、今日からでも手をつけられるがん予防のポイントです。思い立ったが吉日。あなたも始めてみませんか?


【関連リンク】
がんで、ミスコピーって何?という方はこちら。⇒誰でも分かる「がん発生のメカニズム」(All About がん・がん予防)

食生活ではお酒にも気を配りましょう⇒オトナなら知っておきたいお酒とがんの関係 (All About がん・がん予防)


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