今後の健康を見越して貯蓄を!
まさか自分がガンに、なんて誰も考えたくはありません。しかし、一生涯のうちでガンが発生しないという保障はないのです |
医療の発達によって治療法の選択肢が増えたぶん、かかる費用も一概には表現できないのが事実です。そうしたことを踏まえたうえで、50代を過ぎてからの現実を見据えた全般的な対策としては、少なくとも、医療費・入院中の生活費のために1人80~100万円以上の貯蓄をしておくこと。
特に保険診療外となる差額ベッド代や交通費、お見舞いのお返し、あるいは追加治療が必要になった場合のことなども考えると、思ってもいないぐらい費用がかかってしまうこともあります。血縁者にガンになった人が多いようであれば、民間医療保険(がん保険)に加入しておくことも1つの選択といえるでしょう。
次のページでは胃ガン・肺ガンにかかる医療費の例をご紹介します。