つくば駅
つくば駅周辺は、つくばエクスプレス開通で秋葉原45分圏に。価格も上昇傾向
昨年の供給動向が発表されました。工業市場研究所がまとめた新築マンション供給動向によると、首都圏における東京都の供給シェアは、2004年の58%から2005年は48%に大幅ダウン、逆に千葉・茨城といったエリアが大きく供給を伸ばしています。

特に、昨年秋に開業したつくばエクスプレス沿線は大型プロジェクトが目白押しで、今後も供給数増加がが大きく見込まれるエリアです。郊外型のマンションを通勤軸で探されている方にとっては、首都圏最速のスピードを誇るつくばエキスプレス沿線駅は、大きな選択肢となると思いますので紹介していきたいと思います。

速さとバリアフリーが特徴の沿線各駅

柏の葉キャンパス駅
ゆったりとした空間のつくばエキスプレスの駅は、バリアフリーとユニバーサルデザインが基本。写真は柏の葉キャンパス駅
つくばエキスプレスの特徴の一つ目は速さ。つくば-秋葉原間を58.3kmを最高時速130kmでわずか45分で結んでいます。すべての線路が高架かトンネルになっており、踏み切りの事故による遅れが出にくいことは通勤族にとっては嬉しいことでしょう。二つ目は、バリアフリーとユニバーサルデザイン。沿線各駅にはエレベーターやエスカレーター、障害者向けのトイレなどがすべて備わっています。その他にも段差のない床、ゆとりある改札口など、高齢者の方や小さい子供のいる主婦層に優しい駅になっています。

また、電車の車両にも車椅子で乗降しやすいよう乗車口に傾斜を設けたり、車内のにぎり棒に点字案内標があったり工夫が見られます。足立区、八潮市、三郷市、千葉県、茨城県と続く沿線の各駅には、こうした沿線ならではのファミリー向けのマンション開発が活発になりそうです。

新線のメリット、駅前供給が活発

新線新駅開通前後で、購入を検討する際の大きなメリットの一つに、駅から近い場所での供給が活発なことが挙げられます。現在販売中の物件や今後の供給予定物件も、駅徒歩10分圏のマンションが多くあります。通勤や休日の都内へのアクセスの良さは、永く快適にマンションが利用できる大きなポイントです。

例えば1993年の開業から10年経った、横浜市営地下鉄の新横浜-あざみ野間に位置する港北ニュータウン。開業当初は、駅前に空き地がかなり目立ってましたが、10年経過し駅前は、商業施設や住宅建設で大きく変貌しました。つくばエキスプレス沿線各駅でも自治体や都市再生機構と、民間による都市計画が進行中です。

マインループ
マインループの外観。商業施設も駅前にオープンし商業利便性も高いのは嬉しい
八潮駅徒歩1分に建設されるマインループ(TOKYO MAJICA PROJECT:藤和不動産 相鉄不動産)は、秋葉原まで14km圏、つくばエキスプレスで17分の、総戸数335戸の駅前大規模マンション。埼玉県・八潮市・都市再生機構の3施工者が行う八潮南部地区の開発の中心ゾーンに位置しています。

キッズルームやパーティーラウンジといった共用施設のほかに、市役所の出張所や多目的施設が併設されているのも特徴です。保育施設も棟内にオープンする予定で、子育てファミリー層にとっては利用価値は高いのではないでしょうか。

昨年秋から販売はスタートしており、実際の来場者も都内通勤の広域のファミリー層を中心に人気になっているようです。大型商業施設「Frespo Yashio」も4月に開業予定です。


次ページでは、具体的な取り組み例を取り上げながら、「つくばエクスプレス」の沿線事情について、紹介してまいりましょう。